LPO(ランディングページ最適化)のチェックリスト10項目【2025年最新版】
広告はクリックされても、LPで離脱されては意味がない。2025年時点で押さえるべきLPO(ランディングページ最適化)のチェックポイントを厳選して紹介します。
そもそもLPOとは?
LPO(Landing Page Optimization)とは、ランディングページの成果を最大化するための改善施策全般を指します。
目的は明確で、以下のような指標を改善するために行います:
- CVR(コンバージョン率)の向上
- 直帰率の低下
- 広告効果の最大化(CPA改善、ROAS向上)
どれだけ広告でクリックを集めても、LPの構成や訴求がズレていれば、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。
つまり、**LPOは広告運用と表裏一体の“必須施策”**なのです。
2025年のトレンドを踏まえたLPOチェックリスト10項目
以下では、2025年現在のUI/UXトレンドやユーザー行動を踏まえ、本当に効果のあるLPOのチェックポイントを10項目にまとめました。
1. ファーストビューで“誰向けの何か”が3秒で伝わるか?
ユーザーは3秒以内に「このページは自分に関係があるか」を判断します。
**ターゲット・ベネフィット・CTA(次の行動)**が明確に示されているか確認しましょう。
2. CTA(ボタン)はすぐに見える場所にあるか?
ページを開いて最初にCTAが視認できないと、離脱率は跳ね上がります。
ファーストビューに1つ、スクロール後にも数カ所設置されているかが重要です。
3. 「メリット」と「特徴」が混同されていないか?
よくあるのが「高性能CPU搭載!」などのスペック推し。
それよりも「作業が3倍速くなる」など、ユーザーにとってのメリット訴求が優先されるべきです。
4. スマホ表示は最適化されているか?
2025年現在、ほとんどのWebトラフィックはスマホからです。
PCで見やすくてもスマホで崩れていれば離脱されるため、モバイルファーストの設計が必須です。
5. 説得力のある「お客様の声」や「事例」が掲載されているか?
比較検討フェーズにいるユーザーには、第三者の証言がCVを後押しします。
写真・業種・企業名入りの実績は信頼感を高めます。
6. ページ表示速度は十分か?
Googleの調査によると、ページの読み込みに3秒以上かかると直帰率が急上昇します。
画像の圧縮やスクリプト最適化、AMP対応など、高速化施策もLPOの一環です。
7. 問い合わせ・購入の導線は“シンプル”か?
フォームの入力項目が多すぎると、CVRは確実に下がります。
名前・メールアドレス・電話番号だけに絞るだけでCVRが20〜30%改善した事例もあります。
8. ページ内リンクや離脱ポイントが多すぎないか?
LPは“1ページ完結型”が基本。
不要なグローバルナビや外部リンクが多いと、ユーザーが迷子になり、離脱が増えます。
9. コンバージョン直前に不安要素がないか?
「本当に信頼できるのか?」「料金体系は明確か?」など、CV前の“最後の壁”を取り除く工夫が必要です。
- セキュリティバッジ
- 返金保証・サポート体制
- 特定商取引法表記 などの安心材料は必須。
10. LPと広告の訴求がズレていないか?
広告では「無料体験」と書いてあるのに、LPでは「有料プランからスタート」など、訴求のズレがあると離脱につながります。
LPと広告の整合性は、LPOの初歩かつ超重要ポイントです。
LPOで見落とされがちな“改善すべき指標”
LPOではCVRばかりに注目されがちですが、以下の指標にも目を向けることで、ボトルネックの特定と改善がしやすくなります。
- 直帰率(Bounce Rate)
→ ファーストビューが弱い可能性大 - スクロール率
→ セクション設計が悪く、読まれていない可能性 - フォーム到達率
→ CTAや導線が悪い/ユーザーの意欲が低い
これらは、Googleアナリティクス4(GA4)やヒートマップツールで確認可能です。
まとめ:広告効果を最大化したければ、LPOは絶対に避けて通れない
広告でいくらトラフィックを集めても、LPが最適化されていなければコンバージョンは生まれません。
逆に言えば、LPOを徹底することで、広告費を増やさなくても成果を大きく伸ばせるのです。
まずは今回ご紹介した10項目をチェックし、改善の優先順位をつけて一つずつ対処してみてください。
「自社でのLPOが難しい」「どこから着手すべきか分からない」という場合は、
私たちのような広告運用・LP改善のプロにご相談いただくことで、最短ルートでの成果改善が可能です。
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