BtoBリード獲得広告で絶対避けたいNG例5選|問い合わせ単価を悪化させる設定ミス対策
BtoBのリード獲得広告では、たった1つの設定ミスでCPAが激増することも。今回は「やりがちだけど危険なNG例5つ」とその対策を解説します。
なぜBtoB広告は「設定ミス」が命取りになるのか?
BtoCに比べて、BtoBのリード獲得は単価が高く・ターゲットが狭い分、広告運用の精度がより重要です。
特に、問い合わせ1件あたりのコスト(CPA)が数万円に及ぶことも珍しくなく、小さなミスが大きな損失に直結します。
実際、「広告配信はできているのに成果が出ない」「CVしても商談につながらない」といった悩みの多くは、初期の設定ミスが原因です。
BtoB広告でやりがちなNG例とその対策
ここからは、BtoBの広告運用で特に避けたいNG例5つを紹介し、それぞれに有効な改善策を提案します。
1. 配信地域の設定が広すぎる
❌ NG内容
「全国に配信」としてしまうと、商圏外のターゲットにも広告が届いてしまいます。
地方企業が東京の企業を狙っているのに、北海道や九州にも広告が出ている…というケースはよくあります。
✅ 対策
商圏を明確にし、都道府県・市区町村単位で絞り込みましょう。
また、「ユーザーの所在地」に基づくターゲティングか、「興味・関心のある地域」なのかの設定も重要です。
2. 検索キーワードの意図を読み違える
❌ NG内容
例えば「営業代行」というキーワードで広告を出す際、「営業代行になりたい人(求人)」向けにも表示されてしまうことがあります。
✅ 対策
除外キーワード(例:「求人」「募集」「年収」など)をきちんと設定し、検索意図が合致するユーザーのみに表示されるように調整しましょう。
キーワードプランナーやサーチクエリレポートを活用すると、意図しない表示が可視化できます。
3. ターゲットが曖昧なまま広告を出している
❌ NG内容
「中小企業の経営者向け」としながら、職種・業種・企業規模を絞っていないため、見込みの薄い層にも無駄に配信してしまうケース。
✅ 対策
BtoBでは「誰に届けるか」が極めて重要。
Facebook広告なら役職や会社規模のターゲティング、Google広告なら業種カテゴリでしっかり絞りましょう。
ペルソナ設計をしっかり行い、最も欲しいリード像を具体化することが成果の第一歩です。
4. コンバージョン設定が「フォーム送信」以外も含んでいる
❌ NG内容
電話クリックや資料ダウンロードもCVに含めているため、「見かけのCPA」は下がっているが、実際は商談につながらないCVばかりという事態に。
✅ 対策
目的に合わせてCVを明確に定義しましょう。
たとえば「営業が対応すべきリードのみ」をCVとして設定し、有効リードと無効リードを区別することで、正しい広告評価が可能になります。
5. ランディングページ(LP)がBtoC向けになっている
❌ NG内容
BtoC的な「安さ・早さ・簡単さ」ばかりを訴求しているLPでは、BtoBユーザーの信頼は得られません。
特に「意思決定に時間がかかるBtoB」においては、説得力・実績・専門性が重要です。
✅ 対策
以下の要素を盛り込み、信頼性の高い情報設計を目指しましょう。
- 導入実績(ロゴ掲載)
- 事例やお客様の声
- 専門家のコメント
- 詳細な機能比較や図解
- よくある質問(FAQ)
ミスを防げば、CPA改善・商談化率アップにつながる
BtoB広告は、**「設定次第で成果がガラッと変わる」**領域です。
逆に言えば、今うまくいっていなくても、「NG設定を正しく修正する」だけで劇的に改善することもあります。
広告運用を社内で完結させている場合は、第三者によるチェックや定期的な見直しを行うことが、成果維持には欠かせません。
まとめ:NG設定を見直して、問い合わせ単価を最適化しよう
BtoB広告におけるリード獲得では、ターゲティング・キーワード・CV設定・LPの訴求軸など、ミスしやすいポイントがいくつもあります。
今回ご紹介した5つのNG例を回避することで、広告の無駄打ちを減らし、より「質の高いリード」を獲得できるようになります。
今一度、現在の広告設定を見直してみてください。
たった1つの見直しが、問い合わせ単価を半分に下げる第一歩になるかもしれません。
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