WEB広告で使用するCVの種類一覧!
WEB広告におけるコンバージョン(CV)は、ユーザーが広告を通じて達成した目標(成果)を指します。コンバージョンは、ビジネスの成果を測定する重要な指標であり、様々な種類があります。特に、フォーム送信や電話、LINE追加など、リード獲得のためのコンバージョンが多く利用されています。ここでは、主にフォーム送信・電話問い合わせ・LINE追加と、無料体験や無料相談などのキャンペーンに関連するCVの種類を紹介します。
1. フォーム送信に関連するコンバージョン
フォーム送信は、ユーザーが自身の情報を入力し、ビジネス側に送信する行為を指し、リード獲得や問い合わせに直結するコンバージョンです。
1.1 お問い合わせフォーム送信
- 概要: ユーザーが商品やサービスに関する問い合わせを行うために、専用フォームに情報を入力して送信するコンバージョンです。B2Bや高額商品に多く見られます。
- 例: 「問い合わせフォーム送信」「製品やサービスについての質問」
1.2 資料請求フォーム送信
- 概要: ユーザーが詳細な製品情報やサービスの説明資料を請求する際のフォーム送信がコンバージョンとしてカウントされます。特にB2Bや専門的なサービスで使用されます。
- 例: 「ホワイトペーパーやカタログの請求」「サービス詳細資料のダウンロード」
1.3 無料体験・無料トライアル申し込み
- 概要: サービスやソフトウェアの無料体験版を申し込むためのフォーム送信をCVとして設定します。特にSaaS(サービスとしてのソフトウェア)業界やオンラインサービスで多く見られます。
- 例: 「30日間の無料トライアル申し込み」「無料体験版の利用申し込み」
1.4 無料相談申し込みフォーム
- 概要: サービスや製品に関する無料相談の申し込みフォーム送信がコンバージョンとなります。専門的なアドバイスを提供する業種や、コンサルティングサービスに適しています。
- 例: 「ビジネスコンサルティングの無料相談」「不動産や金融商品の無料相談申し込み」
1.5 セミナー・イベント申し込みフォーム
- 概要: セミナーやイベントの参加申し込みを行うフォーム送信がCVです。参加申し込み後にコンバージョンとして計測され、リードとして扱います。
- 例: 「無料ウェビナーの参加申し込み」「製品発表イベントの登録」
2. 電話問い合わせに関連するコンバージョン
電話問い合わせは、直接顧客とコンタクトを取り、商品やサービスの詳細を確認してもらうための重要なコンバージョンです。電話でのリード獲得は、特に緊急性の高い案件や、直接のやり取りを求める商材に有効です。
2.1 電話問い合わせ
- 概要: ユーザーが広告内に表示された電話番号をクリックし、ビジネスに直接問い合わせを行った際のCVです。電話番号をタップする動作がトラッキングされます。
- 例: 「不動産や法律相談の電話問い合わせ」「商品の詳細を知りたい顧客の直接電話」
2.2 コールバック予約
- 概要: 電話をかけてもらうのではなく、ユーザーが**コールバック(折り返し電話)**をリクエストするフォームを送信することで発生するCVです。
- 例: 「コールバックリクエストの送信」「電話での詳細説明予約」
3. LINE追加に関連するコンバージョン
LINE公式アカウントの友だち追加は、顧客と長期的な関係を築くための重要なコンバージョンです。友だち追加後は、クーポンやお知らせを定期的に送信でき、リードナーチャリングに活用されます。
3.1 LINE公式アカウントの友だち追加
- 概要: ユーザーが広告経由でLINE公式アカウントを友だち追加した際のコンバージョンです。公式アカウントを通じて定期的なコミュニケーションが可能になります。
- 例: 「LINE友だち追加でクーポンプレゼント」「LINE登録で限定情報を配信」
3.2 クーポン配布・引き換え
- 概要: LINEでの友だち追加後、ユーザーにクーポンを配布し、それが利用された際のCVとしてカウントされます。特に、飲食店や小売業で使用されます。
- 例: 「LINE友だち追加で10%オフクーポンを取得」「クーポンの使用完了」
4. キャンペーンに関連するコンバージョン
無料体験や無料相談といったキャンペーンは、顧客の初回アクションを引き出すために有効な手段であり、その申し込みや利用がコンバージョンとして計測されます。
4.1 無料体験申し込み
- 概要: オンラインサービスや商品を無料で体験できるキャンペーンに申し込みを行うことで発生するCVです。初めてのユーザーにとって、購入前のハードルを下げる有効な方法です。
- 例: 「ECサイトの初回購入無料体験」「オンラインコースの無料トライアル」
4.2 無料相談申し込み
- 概要: 特定のサービスや製品に関する無料相談を申し込んだ場合のコンバージョンです。特に、コンサルティングサービスや金融、不動産などの高単価商品でよく使用されます。
- 例: 「住宅購入に関する無料相談」「資産運用に関する無料カウンセリング」
まとめ
WEB広告で使用されるコンバージョンは、ビジネスモデルや広告キャンペーンに応じて多様です。特に、フォーム送信、電話問い合わせ、LINE追加といったリード獲得に関連するコンバージョンが多く使用され、さらに無料体験や無料相談などのキャンペーンも、効果的なリードジェネレーションを実現します。それぞれのビジネスに合ったコンバージョンを適切に設定し、広告効果を最大化することが成功の鍵です。