2024年版|求職者や転職者がWEBで重視するポイントとは?最新の意識調査結果
日本全国の会社員、アルバイト、自営業、専業主婦など幅広い層を対象に、求職者や転職者のWEB上での意識調査を実施しました。本調査は、求人担当者や人材紹介会社の方々が求職者の行動パターンやニーズを深く理解し、より効果的な採用活動を行うための貴重なデータを提供します。本記事では、その調査結果を詳しく解説していきます。
【調査概要】求職者や転職者のWEB上での意識とは
今回の調査は、日本全国の421名を対象に行われました。性別は男性が50.1%(211名)、女性が49.9%(210名)とほぼ均等です。年齢層は20歳~29歳が26.8%(113名)、30歳~39歳が26.6%(112名)、40歳~49歳と50歳~59歳がそれぞれ23.3%(98名)となっています。職業では、会社員(事務系)が20.2%(85名)、会社員(技術系)が15.0%(63名)、会社員(その他)が15.4%(65名)で、会社員全体で約50%を占めています。未婚者は52.0%(219名)、既婚者は48.0%(202名)で、子供なしが58.9%(248名)、子供ありが41.1%(173名)です。
性別・年齢分布から見る求職者の特徴
性別では男性が50.1%、女性が49.9%と均等ですが、年齢別に見ると20代と30代が全体の約53%を占めています。具体的には、20歳~29歳が26.8%、30歳~39歳が26.6%です。職業別では、会社員(事務系、技術系、その他)が合計50.6%を占めており、多くの企業で人材の流動性が高まっていることが示唆されます。また、公務員が4.5%、自営業が5.5%、専業主婦(主夫)が12.1%と、さまざまな職業の人々が求職活動に関心を持っています。
求職者が人材紹介会社に最も求めるものは「求人の豊富さ」30.4%
人材紹介会社を選ぶ際に最も重視する点として、「求人の豊富さ」を挙げた人が30.4%(128名)でトップでした。次いで「口コミや評判の良さ」が15.2%(64名)、「担当者の対応や専門性」が14.5%(61名)となっています。一方、「手数料や仲介手数料の明確さ」は5.0%(21名)、「サービスのスピードや効率性」は5.5%(23名)と比較的低い割合に留まっています。また、「今まで職探しをしたことがない」と回答した人も29.0%(122名)存在し、新規の求職者層が一定数いることがわかります。
転職活動の情報源トップは「専門の求人サイト」27.4%
転職活動の情報収集において、最も利用されている媒体は「専門の求人サイト」で27.4%(82名)でした。「検索してヒットした上位のサイト」が26.4%(79名)と僅差で続き、インターネット検索が重要な情報源であることが示されています。SNSの利用率は「YouTube」が11.0%(33名)で最も高く、「X(Twitter)」が3.0%(9名)、「Instagram」が1.7%(5名)でした。「オンライン広告(動画、画像、テキスト)」を情報源とする人は6.0%(18名)で、「友人や知人からの紹介」は2.0%(6名)と低い割合に留まっています。
求人への問い合わせタイミング:26.8%が「興味のある求人を見つけた直後」
求人への問い合わせや相談を行うタイミングについて、「興味のある求人を見つけた直後」が最も多く26.8%(80名)でした。次いで「複数の候補を比較検討した後」が25.8%(77名)、「転職が具体的に決まった時」が17.7%(53名)となっています。「特に決まっていない」と回答した人も17.4%(52名)おり、求職者の行動パターンが多様であることがわかります。「市場動向や相場を知りたいと思った時」は5.4%(16名)と比較的低い割合でした。
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