広告代理店の運用手数料は「広告費の20%」を目安にする手数料率型が一般的で、多くの場合、最低手数料が設定されています。広告費100万円なら手数料率型(20%)では月20万円が目安になりますが、コスパ広告くんは広告費に連動しない月額40,000円(税別)の定額料金です。本ページでは、手数料率型・定額制・成果報酬型という3つの料金体系の違い、14社の料金条件、自社運用や担当者雇用との費用比較までまとめて確認できます。
この記事で分かること
- 広告代理店の料金体系には手数料率型・定額制・成果報酬型があること
- 広告費が大きいほど手数料率型(20%)の負担額が増える仕組みと最低手数料の考え方
- 14社の広告代理店・運用代行会社の料金条件を横並びで比較した一覧
- 自社運用・担当者の新規雇用・代理店依頼で費用がどう変わるか
- コスパ広告くんの料金内訳と、向いていないケース
広告代理店の料金相場の早見表
広告運用代行を依頼する際にかかる費用は、大きく分けて「運用手数料(月額)」「初期費用」「LP(ランディングページ)制作費」「レポート・打ち合わせの頻度」の4項目です。会社によって金額や有無が異なるため、まず費目ごとの一般的な傾向を確認します。
| 費目 | 一般的な傾向 | コスパ広告くん |
|---|---|---|
| 運用手数料(月額) | 広告費の20%前後を目安にする会社が多く、最低手数料を設ける例も見られます | 40,000円(税別)固定 |
| 初期費用 | 会社ごとに異なり、公式サイトに金額を明示していない会社もあります | 55,000円(税別・一回のみ) |
| LP制作 | 別料金、または制作会社を別途紹介するケースが多い傾向です | 1ページまで0円 |
| レポート・打ち合わせ | 月1回のレポート提出や報告が一般的です | 月1回の定期ミーティングで問い合わせ数・獲得単価まで報告 |
料金の内訳をより詳しく知りたい方は料金ページを、代理店の手数料の仕組み全般については既存記事広告運用代行の費用相場|代理店の手数料の仕組みと選び方もあわせてご覧ください。
広告代理店の3つの料金体系
広告運用代行の料金体系は、主に「手数料率型」「定額制」「成果報酬型」の3つに分けられます。それぞれ広告費との関係や向いているケースの傾向が異なります。
| 料金体系 | 仕組み | 広告費との関係 | 向いているケースの傾向 |
|---|---|---|---|
| 手数料率型 | 広告費に対して一定の割合(20%前後が目安)を手数料とする。最低手数料を設ける会社が多い | 広告費が増えるほど手数料も増える | 広告費の規模が大きく、専任チームなど手厚い体制を重視する場合 |
| 定額制 | 広告費の金額にかかわらず、毎月一定額を支払う | 広告費を増減しても手数料は変わらない | 広告費が小〜中規模で、総額をあらかじめ固定したい場合 |
| 成果報酬型 | 問い合わせ・申込などの成果1件ごとに料金が発生する | 成果が出なければ費用が発生しにくい一方、成果単価の設定次第で割高になることもある | 成果地点が明確で、少額から試したい場合 |
コスパ広告くんは定額制にあたり、広告費や媒体数を増やしてもWeb広告運用代行サービスの運用代行費は月額40,000円(税別)のまま変わりません。定額制の他社もあわせて比較したい場合は、定額制の広告代理店でおすすめは?のページも参考になります。
最低手数料の仕組みと実質負担率
手数料率型では、広告費が少額でも手数料の下限として「最低手数料」が設定されることがあります。最低手数料がある場合、広告費が小さいほど実質の負担率(手数料÷広告費)は高くなります。ここでは「広告費の20%・最低手数料5万円」という一般的なモデルで、実質負担率を試算します。
| 月の広告費 | 手数料率型(20%・最低手数料5万円) | 実質負担率 | コスパ広告くん(定額4万円) | 実質負担率 |
|---|---|---|---|---|
| 10万円 | 5万円 | 50% | 4万円 | 40% |
| 20万円 | 5万円 | 25% | 4万円 | 20% |
| 30万円 | 6万円 | 20% | 4万円 | 13.3% |
| 50万円 | 10万円 | 20% | 4万円 | 8% |
| 100万円 | 20万円 | 20% | 4万円 | 4% |
| 300万円 | 60万円 | 20% | 4万円 | 1.3% |
※手数料率型は一般的な条件を用いたモデルであり、実際の料率・最低手数料は会社によって異なります。最低手数料の有無は契約前に確認しておくことをおすすめします。
14社の広告代理店・運用代行会社の料金条件を比較
各社の公式サイト掲載内容(2026年8月確認)をもとに、料金体系・最低契約期間・最低手数料や最低広告費の条件をまとめました。LP制作やクリエイティブ制作の有無は他社については公式サイトに明記がなく分からないため、項目には含めていません。
| 会社 | 手数料 | 最低契約期間 | 最低手数料・最低広告費 |
|---|---|---|---|
| コスパ広告くん | 定額 月額4万円 | 1ヶ月 | なし(初期費用5.5万円) |
| アナグラム株式会社 | 広告費の20% | 6ヶ月(初回) | 最低手数料20万円 |
| 株式会社ジオコード | 広告費の20% | 3ヶ月 | 最低広告運用金額50万円(1媒体あたり) |
| カルテットコミュニケーションズ株式会社 | 広告費に応じた定額テーブル制(例:広告費〜20万円→手数料3万円) | なし | 特になし(少額から対応可) |
| 株式会社PLAN-B | 広告費の20% | 6ヶ月 | 広告費100万円以上 |
| プライムナンバーズ株式会社 | 広告費の20% | 公式未掲載(要問い合わせ) | 最低手数料20万円 |
| 株式会社グラッドキューブ | 広告費の20% | 1ヶ月 | 広告費50万円以上 |
| ASUE株式会社 | 広告費の20% | 3ヶ月 | 最低手数料10万円(広告費50万円未満は初期費用10万円) |
| 株式会社キーワードマーケティング | 広告費の20% | 1年(解約は1ヶ月前申告で可) | 最低手数料10万円(初期費用10万円) |
| 株式会社オーリーズ | 広告費の20%(テーブル制あり) | 6ヶ月〜 | 要問い合わせ |
| 株式会社アイレップ | 広告費の20% | 3ヶ月 | 最低出稿金額100万円 |
| 株式会社サイバーエージェント | 要問い合わせ(成果報酬型プランあり) | 要問い合わせ | 最低予算 月額500万円〜 |
| ヴァンテージマネジメント株式会社 | 広告費の15%(条件により10%) | 12ヶ月 | 最低手数料3万円(初期費用別途) |
| 株式会社ユニヴァ・ジャイロン | 広告費の20%(または定額プラン) | 3ヶ月〜(プランによる) | 月額15万円コースなど |
最低契約期間は1ヶ月〜1年まで幅があり、最低手数料・最低広告費の条件も会社によって大きく異なります。契約期間が長い会社を選ぶ場合は、途中解約の条件もあわせて確認しておくと安心です。
広告費100万円で「毎月20万円」というのはどういう状態か
手数料率型(20%)で広告費100万円を運用する場合、運用手数料は月20万円になります(広告費100万円×20%)。これは前項の表の「広告費100万円」の行と同じ計算です。同じ広告費100万円でも、コスパ広告くんは広告費に連動しない月額40,000円(税別)の定額のため、差額は月16万円になります。
この差額は、広告費に上乗せして配信量を増やすことにも、LPや商品ページの改善費用に回すこともできます。また定額制では、広告費を増やしても運用代行費が変わらないため、「広告費を増やしましょう」という提案の裏に代理店側の手数料増という動機が入り込みにくい、という特徴もあります。
自社運用・担当者雇用・代理店依頼の費用を比較
Web広告を「自社で運用する」「担当者を新規雇用する」「代理店に依頼する」の3つの選択肢について、費用面の違いを比較します。
| 比較軸 | 自社運用(片手間) | 担当者を新規雇用 | 代理店に依頼(コスパ広告くん) |
|---|---|---|---|
| 月あたりのコスト目安 | 広告費のみ(人件費は既存業務の一部として発生) | 月給25〜35万円程度+採用・教育コスト | 広告費+運用代行費 月額40,000円(税別) |
| 専門知識・運用スキル | 学びながらの運用となり、立ち上がりに時間がかかりやすい | 採用できれば専任化できるが、採用・育成に時間がかかる | 媒体選定から運用改善まで代行 |
| LP・バナー制作 | 別途自社対応か外注が必要 | 担当者のスキル次第(対応できない場合は外注) | LP1ページまで無料、バナー制作込み |
| 契約の柔軟性 | いつでも中止できる | 雇用契約(採用・解雇にコストがかかる) | 1ヶ月ごとの契約、最低契約期間なし |
当社が実施した自社運用に関する調査では、自分でGoogle広告・インスタ広告を運用した際の不安として「何をどう直せばよいか分からない」67.7%、「学ぶ時間がない」50.0%、「効果測定・分析ができない」22.0%という回答が上位に挙がっています(Google広告・インスタ広告 自社運用300人調査)。
料金以外に確認しておきたい比較ポイント
広告代理店を選ぶ・乗り換える際に重視するポイントについて、当社が実施した広告代理店の手数料300人調査では、「料金・手数料の分かりやすさ」52.8%、「自社業界での実績」45.8%、「報告の詳しさ」23.6%という結果が出ています。また外注経験者が感じた不満では「成果が出ているのか分からない」25.0%、「何をしてくれているのか見えない」15.3%が上位で、「報告が抽象的で成果が分からない」と回答した人は56.9%にのぼりました。
料金体系や金額だけでなく、毎月の報告に問い合わせ数や獲得単価まで含まれるか、契約期間の縛りがどの程度かも、あわせて確認しておきたいポイントです。
コスパ広告くんとは
Web広告運用代行のコスパ広告くんについて、料金と特徴を整理します。コスパ広告くんは、ボボコンサルティング株式会社(大阪市西区)が運営する、月額4万円固定でWeb広告運用を支援する広告運用代行サービスです。契約は1ヶ月ごとで、最低契約期間はありません。運営会社の詳細は会社概要を、地域密着型事業を中心とした取り組みは成果事例でご覧いただけます。
運用代行費(月額)
40,000円税別
初期費用(一回のみ)
55,000円税別
LP制作(1ページまで)
0円
契約期間
1ヶ月ごと
広告媒体に支払う広告費は、御社の予算と目標に合わせて自由に決められます。最低出稿額や上限はありません。
含まれる7つの業務
- 広告媒体の選定と企画提案
- 広告アカウント作成(計測タグ・GTM・GA4設定を含む。アカウントは御社名義)
- LP制作(1ページまで無料)
- 広告用バナー・クリエイティブ制作
- 広告運用の代行(入札・ターゲティング・改善)
- 毎月の定期ミーティング(問い合わせ数・獲得単価まで報告)
- オンラインサポート(チャット・メール)
対応媒体
- Google広告
- Yahoo!広告
- YouTube広告
- LINE広告
- Facebook広告
- Instagram広告
- TikTok広告
- X広告
コスパ広告くんが向いていないケース
定額制には向いている場合と、そうでない場合があります。以下に当てはまる場合は、他の料金体系や会社を検討したほうが合うことがあります。
- 常駐の担当者や週次の対面会議が必要な場合
- 成果報酬型(問い合わせ1件いくら)の契約を希望している場合
- 月の広告費が数百万〜数千万円規模で、専任チームによる分業体制を求める場合
- 広告運用だけを切り出して依頼したく、LPや計測タグの整備は自社で行いたい場合(含まれる業務が不要であれば、定額制のメリットは薄くなります)
- 料金の安さよりも、特定の業界・媒体における大手代理店の実績や体制を重視して選びたい場合
現在依頼している代理店からの乗り換えを検討している場合は、広告代理店を乗り換えたいときの手順と乗り換え先の選び方もあわせてご覧ください。
よくある質問
- 広告代理店の手数料20%は高いですか?
- 一概には言えませんが、広告費100万円なら20%で月20万円になります。同じ広告費でも定額制であれば月額数万円で済む場合があり、広告費の規模によって総額の差は大きくなります。高いかどうかは、含まれる業務内容や成果との見合いで判断することをおすすめします。
- 最低手数料とは何ですか?
- 広告費が少額でも、代理店が受け取る手数料の下限として設定される金額です。たとえば広告費10万円でも最低手数料が5万円なら、実質の負担率は50%になります。今回比較した14社の例では、最低手数料は3万円〜20万円程度までばらつきがあります。
- 広告費30万円の場合の手数料はいくらですか?
- 広告費の20%・最低手数料5万円というモデルの場合、30万円の20%は6万円で最低手数料を上回るため6万円が目安です。コスパ広告くんの場合は広告費にかかわらず月額40,000円(税別)の定額のため、広告費30万円でも料金は変わりません。
- 広告代理店と自社運用はどちらが安いですか?
- 自社運用は代理店への手数料が発生しない一方、運用にかかる時間や学習コストが必要です。担当者を新たに雇用する場合は月給25〜35万円程度に採用・教育コストが加わるため、広告費が中規模までであれば、定額制の代理店に依頼したほうが総額を抑えられる場合があります。
- 初期費用はどの代理店にもかかりますか?
- 会社によって異なります。公式サイトに初期費用を明示していない会社もあれば、広告費50万円未満の場合に初期費用がかかる会社もあります。コスパ広告くんの初期費用は55,000円(税別・一回のみ)です。
- 広告代理店の料金に広告費(媒体への支払い)は含まれますか?
- 含まれません。運用手数料や定額料金とは別に、Google広告やMeta広告などの媒体へ支払う広告費が実費で必要です。コスパ広告くんの場合も、広告費は媒体へ直接支払う実費で、最低出稿額や上限はありません。
- コスパ広告くんの料金体系はどのようなものですか?
- 広告費に連動しない月額40,000円(税別)の定額制です。初期費用55,000円(税別・一回のみ)に加え、LP制作は1ページまで無料、契約は1ヶ月ごとで最低契約期間はありません。
- 担当者を雇うのと代理店に依頼するのはどちらが安いですか?
- 担当者を新規雇用する場合、月給25〜35万円程度に加えて採用・教育コストがかかります。定額制の代理店であれば月額数万円で運用・LP制作・レポートまで含まれるため、広告費の規模によっては代理店に依頼したほうが総コストを抑えられます。
- 契約期間が長い代理店にはどんな注意点がありますか?
- 6ヶ月や1年単位の契約を求める会社もあり、途中解約の条件を事前に確認しておく必要があります。コスパ広告くんは契約が1ヶ月ごとで、費用対効果を毎月判断しながら継続を決められます。
- 広告代理店を比較するときはどこを見ればいいですか?
- 当社が実施した300人調査では、代理店を選ぶ・乗り換える際に重視する点として「料金・手数料の分かりやすさ」52.8%、「自社業界での実績」45.8%、「報告の詳しさ」23.6%が挙げられています。料金の安さだけでなく、報告内容の具体性もあわせて確認することをおすすめします。
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まずは無料のコスパ診断から
「今の手数料が適正か分からない」「乗り換えるべきか判断したい」という段階のご相談も歓迎しています。料金の安さを軸に他の会社と比較したい場合は広告運用代行で安い会社は?のページもあわせてご覧ください。
相談・診断は完全無料です。営業の押しつけは一切ございません。
本ページの情報は2026年9月時点のものです。他社の料金・条件は各社公式サイトの掲載内容(2026年8月確認)をもとにしており、最新の条件は各社サイトでご確認ください。