資金調達コンサルティングや業務効率化システム、営業支援サービスなど法人向け(BtoB)事業を展開する経営者・マーケティング担当に向けて、リード獲得に使うWeb広告の媒体・予算目安・注意点を整理しました。BtoBはGoogle検索広告が主軸となり、商材単価が高いほどクリック単価も上がる傾向があるため、テスト期間で月3〜10万円、本格運用で月10〜30万円程度が目安です。手数料は広告費の20%前後という手数料率型が一般的ですが、Web広告運用代行のコスパ広告くんは月額40,000円(税別)の定額で、除外キーワード設計まで含めて運用します。
この記事で分かること
- BtoB企業で使われる広告媒体と、Google検索が主軸になる理由
- 検討期間の長さ・決裁者と担当者の違いなど、BtoB広告特有の設計ポイント
- BtoB広告予算の目安と、商材単価による違い
- BtoBの広告でよくある失敗と、自社運用で陥りやすい落とし穴
- 資金調達コンサル・営業支援システム・営業代行など実際の運用実績
- コスパ広告くんがBtoB企業に向く理由と、向いていないケース(LinkedIn等の海外媒体は対象外)
BtoB企業が使うWeb広告媒体(Google検索が主軸)
BtoB企業の広告は、課題やサービス名を検索した瞬間の意欲を捉えるGoogle広告が中心になります。SNS広告は認知や再アプローチの補助として組み合わせるのが一般的です。媒体ごとの特徴を整理すると次のとおりです。
| 媒体 | 特徴 | BtoBでの使い方 | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| Google広告(検索) | 課題やサービス名で検索した瞬間の高い意欲を捉えられる | 「業務効率化 ツール」「資金調達 相談」など課題キーワードで検索した担当者に表示 | 中心的に配信 |
| Yahoo!広告 | Google広告と似た検索・ディスプレイ広告。年齢層がやや高めの決裁者層にも届きやすい | Google広告と並行して検索での接点を広げる | 検索網を補う |
| Facebook広告・Instagram広告 | 実名登録が多く、業種・役職を推定したターゲティングがしやすい | セミナー・ホワイトペーパー訴求で、まだ検索していない層に認知を広げる | 認知・比較検討層への接点 |
| YouTube広告 | 動画でサービスの使い方や導入事例を伝えられる | 検討期間の長い商材の理解を助けるサービス紹介動画 | 補助的に活用 |
| LINE広告 | LINE公式アカウントと連携した友だち追加広告に対応 | セミナー・展示会の来場者フォローや再訪の呼びかけ | 既存接点への再アプローチ |
海外で法人向けSNSとして広く使われるLinkedIn広告は、当社の対応媒体(Google広告・Yahoo!広告・YouTube広告・LINE広告・Facebook広告・Instagram広告・TikTok広告・X広告の8媒体)には含まれていません。BtoBの検索行動を捉えられるGoogle広告を軸に、必要に応じてMeta広告・YouTube広告を組み合わせる設計を基本にしています。複数の媒体を併用しても、コスパ広告くんの運用代行費は月額40,000円(税別)のまま変わりません。
BtoB広告特有の設計ポイント
BtoB企業の広告は、BtoCと比べて次のような点を踏まえた設計が必要です。
- 検討期間の長さ:導入までに複数回の社内検討を経ることが多く、初回接触から成約まで時間がかかる前提でリマーケティングを組み合わせる
- 決裁者と実務担当者の違い:検索するのは現場の担当者でも、最終的な決裁は別の役職者が行うことが多く、資料請求後のフォロー資料も両者を意識する
- リードの質:問い合わせ数だけでなく、商談化した件数・提案先の業種まで見て広告の効果を判断する
- 除外キーワードの設定:「求人」「転職」「フリー素材」など自社サービスと無関係な検索語を除外し、関係のないクリックに広告費を使わない
検討期間が長いBtoBほど、初回の接触だけで成果を判断せず、資料請求・再訪・お問い合わせといった複数の接点を追って評価することが重要です。
BtoB広告の予算目安
BtoBの広告予算は、商材単価が高いほどクリック単価も高くなる傾向があります。地域密着の中小企業がテスト期間に使う金額としては月3〜10万円、本格運用では月10〜30万円程度が目安ですが、商材単価が高い法人向けサービスでは、本格運用でこれより多い予算を投じる会社もあります。
| 段階 | 月の広告費の目安 | 目的 |
|---|---|---|
| テスト期間 | 3万円〜10万円 | 課題キーワードごとの反応・除外キーワードの精度を検証する |
| 本格運用 | 10万円〜30万円 | 安定したリード数の確保、資料請求とお問い合わせ両方の導線を育てる |
| 商材単価が高い場合 | 30万円以上に増額するケースもある | クリック単価の高いキーワードでも十分な露出を確保する |
クリック単価の具体的な相場は商材・キーワードによって幅が大きく、問い合わせ1件・リード1件あたりの費用(CPA)も商材単価・検討期間・競合状況で大きく変わるため、一律の金額では示せません。当社が行った集客の悩み200人調査では、「予算が限られていて手が出せない」という回答が41.5%にのぼりました。
予算に対する手数料の負担割合も確認しておきたいポイントです。手数料率型(広告費の20%・最低手数料5万円という一般的な条件のモデル)と、コスパ広告くんの定額4万円で、BtoB企業が使うことの多い広告費20万〜300万円の帯で総額を比べると次のようになります。
| 月の広告費 | 手数料率型(20%・最低5万円) | コスパ広告くん(定額) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 20万円 | 5万円(実質25%) | 4万円 | 1万円 |
| 50万円 | 10万円 | 4万円 | 6万円 |
| 100万円 | 20万円 | 4万円 | 16万円 |
| 300万円 | 60万円 | 4万円 | 56万円 |
※手数料率型は一般的な条件の例であり、実際の料率・最低手数料は会社によって異なります。当社が行った広告代理店の手数料300人調査でも、代理店を選ぶ際に「料金・手数料の分かりやすさ」を重視する人が52.8%と最も多い結果でした。
BtoB広告でよくある失敗と自社運用の落とし穴
- 検索語を絞らず配信し、「〇〇とは」など情報収集段階の検索や自社と無関係な語にまで広告費を使っている(除外キーワード不足)
- 資料請求フォームの入力項目が多く、途中で離脱されやすい
- 広告経由の問い合わせに対する営業フォローが遅れ、商談化のタイミングを逃している
- 成果地点を売上・受注だけに置き、資料請求や再訪といった手前の接点を計測していないため、広告の効果を判断できない
- 自社運用でキーワードの絞り込みが甘く、関係のないクリックにも広告費が使われている
紹介営業が中心だった資金調達コンサルティング会社様は、以前の代理店で1年縛りの契約のまま毎月同じレポートを受け取るだけの状態でした。Google広告への切り替え後は、無駄なクリックを減らす運用に重点を置いています。自社運用の場合も同様に、除外キーワードの設定が甘いと関係のないクリックに広告費を使ってしまうケースが目立ちます。当社が行ったGoogle広告・インスタ広告 自社運用300人調査では、自社運用の不安として「何をどう直せばよいか分からない」が67.7%、「効果測定・分析ができない」が22.0%という結果でした。
BtoB企業におすすめの広告施策
- 課題キーワード×解決策LPの設計「業務効率化 ツール」など課題を表す検索語ごとに、解決策を具体的に示すLPを用意します。会社紹介だけのLPより、課題に対する解決策が明確なLPのほうが資料請求につながりやすい傾向があります。
- 資料請求とお問い合わせの二段導線いきなり営業と話す心理的ハードルを下げるため、まず資料をダウンロードできる導線を用意し、そこから個別相談・お問い合わせへ誘導する二段階の設計にします。
- リマーケティングによる再アプローチ一度サイトを訪れたが問い合わせに至らなかった担当者に、検討期間中も継続してバナー広告等で再アプローチします。
- 営業チームとの週次連携広告経由のリードの商談化状況を営業チームと週次で共有し、キーワードやLPの改善に反映します。
BtoB企業の広告運用実績
コスパ広告くんは、資金調達コンサルティングや営業支援システム、業務用品の販売など法人向け(BtoB)事業でも運用実績があります。BtoB企業の実績の一部は次のとおりです。
| 会社名 | 業種 | 課題 | 施策 |
|---|---|---|---|
| 株式会社F様 | 資金調達コンサルティング(toB) | 紹介営業に限界を感じていた | Google広告(リスティング)で無駄クリックを抑えた運用に切り替え |
| Sシステム株式会社様 | 営業・業務効率化システム | テレアポ中心の新規開拓 | Google広告でリード獲得の導線を追加 |
| K設備販売株式会社様 | キッチン関連器具の販売・レンタル(toB) | 紹介中心で新規飲食店との接点不足 | Google広告で新規開業・入れ替えニーズを狙う設計(1ヶ月更新) |
| F株式会社様 | 営業ツール | 展示会・電話営業中心でリードが伸び悩み | Google検索広告で課題を持つ担当者にアプローチ |
| 株式会社Sエージェント様 | 営業代行 | 自社のリード獲得にリソースを割けない | Google広告でBtoBリード獲得を代行 |
紹介営業・テレアポ・展示会など、それまでの新規開拓の手法にWeb広告を組み合わせることで、別ルートからのリード獲得を目指す点が共通しています。数値的な成果(リード数・受注率など)は業種・商材単価によって大きく異なるため、個別の実績としては公開しておりません。
コスパ広告くんとは
コスパ広告くんは、ボボコンサルティング株式会社(大阪市西区)が運営する、月額4万円固定でWeb広告運用を支援する広告運用代行サービスです。Web広告運用代行サービスとして、媒体選定からアカウント作成、LP制作、バナー制作、運用改善、月次報告までを1つの料金に含みます。運営会社の詳細は会社概要で確認できます。
運用代行費(月額)
40,000円税別
初期費用(一回のみ)
55,000円税別
LP制作(1ページまで)
0円
契約期間
1ヶ月ごと
広告媒体に支払う広告費は御社の予算に合わせて自由に決められ、最低出稿額・上限はありません。詳しい料金の考え方は料金ページをご覧ください。
- 広告媒体の選定と企画提案
- 広告アカウント作成(計測タグ・GTM・GA4設定含む。アカウントは御社名義)
- LP制作(1ページまで無料)
- 広告用バナー・クリエイティブ制作
- 広告運用の代行(入札・ターゲティング・改善)
- 毎月の定期ミーティング(問い合わせ数・獲得単価まで報告)
- オンラインサポート(チャット・メール)
対応媒体は、Google広告・Yahoo!広告・YouTube広告・LINE広告・Facebook広告・Instagram広告・TikTok広告・X広告の8媒体です。対応エリアは全国(オンライン打ち合わせ)で、大阪市内・近郊は対面も可能です。
コスパ広告くんは、資金調達コンサルティングや営業支援システムなど法人向け(BtoB)事業の運用経験があり、除外キーワードの設定やGoogle検索を軸にした設計を得意としています。1ヶ月ごとの契約のため、本格的な予算を投じる前に少額でリード獲得の検証を行いたいBtoB企業にも向いています。
コスパ広告くんが向いていないケース
- テレビCM・新聞・交通広告などマス広告まで含めて一括で依頼したい
- 常駐の担当者や週次の対面会議が必須条件
- LinkedIn広告など海外の法人向け媒体の運用を希望する(当社対応媒体はGoogle広告・Yahoo!広告・YouTube広告・LINE広告・Facebook広告・Instagram広告・TikTok広告・X広告の8媒体で、LinkedIn広告は含まれません)
- 月の広告費が数百万〜数千万円規模で、専任チームによる分業体制を求める
- 成果報酬型(リード1件いくら)の契約を希望している
- 広告運用だけを切り出して、LPや計測の整備は自社で行いたい
よくある質問
- BtoB企業でもWeb広告は効果がありますか?
- 課題キーワードで検索している担当者に届けられるため、BtoBでも効果が期待できます。ただし検討期間が長く決裁者と担当者が分かれるため、資料請求や再訪といった手前の接点も含めて効果を判断する必要があります。
- BtoBの広告費は月いくらから始められますか?
- 目安として、効果検証を行うテスト期間は月3万円〜10万円程度、安定したリード数を目指す本格運用では月10万円〜30万円程度が一般的です。商材単価が高いサービスでは、本格運用でこれより多い予算を投じる会社もあります。
- リード1件あたりの費用はいくらですか?
- リード1件あたりの費用は、商材単価・検討期間の長さ・キーワードの競合状況によって大きく変わるため、一律の金額では示せません。運用開始後は毎月の定期ミーティングで問い合わせ数・獲得単価まで報告し、実績値をもとに調整します。
- LinkedIn広告には対応していますか?
- 対応していません。当社の対応媒体はGoogle広告・Yahoo!広告・YouTube広告・LINE広告・Facebook広告・Instagram広告・TikTok広告・X広告の8媒体で、LinkedIn広告は含まれていません。LinkedIn広告の運用を中心に依頼したい場合は、他の運用会社をご検討いただく必要があります。
- 資料請求とお問い合わせ、どちらを成果地点にすべきですか?
- いきなり問い合わせるハードルが高い商材では、まず資料請求で接点を作り、そこから個別のお問い合わせへ誘導する二段階の設計をおすすめしています。両方を計測し、どちらの経路からの商談化率が高いかを見ながら配分を調整します。
- 決裁者と実務担当者、どちらに向けて広告を出すべきですか?
- 検索するのは現場の担当者であることが多い一方、最終的な決裁は別の役職者が行うケースが多いため、担当者が検索しやすいキーワードで接点を作りつつ、資料請求後のフォロー資料は決裁者にも説明しやすい内容にすることをおすすめしています。
- 検討期間が長いBtoBで、広告の効果はいつ頃分かりますか?
- 検討期間の長さは商材によって異なりますが、初回の接触から成約まで複数回のやり取りを経ることが多いため、問い合わせ数の増減だけでなく、資料請求や再訪といった手前の指標も含めて数ヶ月単位で見ていくことをおすすめしています。
- 展示会や紹介営業と並行してWeb広告を使っても構いませんか?
- 問題ありません。紹介営業やテレアポ、展示会など既存の新規開拓の手法にWeb広告を組み合わせ、別ルートからのリード獲得を目指す進め方が一般的です。
- 除外キーワードとは何ですか?なぜ重要ですか?
- 「求人」「転職」「フリー素材」など、自社サービスと関係のない検索語を広告が表示されないよう設定する機能です。除外キーワードが不足していると、成約につながらないクリックにも広告費を使ってしまうため、BtoB広告では特に重要です。
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本ページの情報は2026年9月時点のものです。