広告費が月10万〜30万円の中小企業でも、広告運用代行に依頼できるかどうかは会社の料金体系次第です。手数料率型(広告費の20%・最低手数料5万円が一般的な条件)だと、広告費10万円では手数料が広告費の実質50%相当になる場合があります。一方、月額4万円固定のWeb広告運用代行のコスパ広告くんなら、広告費10万円でも実質40%、30万円なら13.3%まで下がります。少額予算で依頼できる条件と、この予算帯で成果を出す運用の型を解説します。
この記事で分かること
- 広告費10万・20万・30万円で代理店に依頼できるかの条件と「少額OK」な会社の料金体系
- 手数料率型(広告費の20%・最低5万円)と定額4万円で、実質手数料率と年間差額がどれだけ違うか
- 広告費10万〜30万円で見込めるクリック数・問い合わせ数の目安
- この予算帯で成果を出すための運用の型(媒体・エリア・LPの絞り方)
- 自社運用と代理店委託、どちらを選ぶべきかの判断基準
- 広告費を増やすタイミングの目安
広告費10〜30万円で代理店に依頼できるか|条件と「少額OK」な会社の比較
当社が行った集客の悩み200人調査では、集客の壁として「予算が限られていて手が出せない」と回答した人が41.5%にのぼりました。実際、広告費10万〜30万円の予算感で相談できる代理店は限られています。手数料率型の代理店は最低手数料5万〜20万円、最低出稿額30万〜100万円といった条件を設ける会社が多く、この予算帯では条件を満たせない、または実質手数料率が高くなりやすい傾向があります。
一方、定額制の広告代理店や、公式サイトで少額対応を明記している会社なら、広告費10万円台からでも相談しやすくなります。2026年8月に公式サイトで確認できた条件のうち、最低出稿額・最低手数料が低めの会社を6社、コスパ広告くんとあわせて整理しました。
| 会社 | 料金体系・手数料 | 最低契約期間・条件 |
|---|---|---|
| コスパ広告くん | 定額 月額4万円(税別)、初期費用5.5万円、LP1ページ0円 | 1ヶ月ごと、最低出稿額なし |
| カルテットコミュニケーションズ株式会社 | 広告費に応じた定額テーブル制(例:広告費〜20万円→手数料3万円) | 契約期間なし、特になし(少額から対応可) |
| サイバーホルン株式会社 | 初期費用0円、手数料20%、手数料下限2万円/媒体 | 最低出稿予算10万円〜 |
| 株式会社ユニークワン | 初期費用0円、最低出稿金額5万円/月〜(運用手数料・制作費を含む) | 契約期間の記載なし |
| デジマール株式会社 | 初期費用0円、手数料20%、最低手数料5万円/月 | 契約期間の縛りなし(3ヶ月以上推奨) |
| 株式会社Five | 初期費用0円、最低出稿金額10万円/月〜、手数料は要問い合わせ | 契約期間1ヶ月〜 |
手数料率型でも最低手数料5万円前後・最低出稿額10万円前後を条件とする会社はあり、広告費10万〜30万円でも相談できる余地はあります。ただし条件は会社ごとに異なるため、問い合わせ時に広告費の規模を伝えて確認することが目安になります。
広告費10万・20万・30万円の手数料試算|率型20%と定額4万円を比較
手数料率型(広告費の20%・最低手数料5万円という一般的な条件のモデル)と、コスパ広告くんの定額4万円で、広告費10万・20万・30万円それぞれの手数料額・実質手数料率・年間の差額(月の差額×12ヶ月)を試算しました。
| 広告費 | 手数料率型(20%・最低5万円) | 実質率 | コスパ広告くん(定額4万円) | 実質率 | 月の差額 | 年間差額(×12) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10万円 | 5万円 | 50% | 4万円 | 40% | 1万円 | 12万円 |
| 20万円 | 5万円 | 25% | 4万円 | 20% | 1万円 | 12万円 |
| 30万円 | 6万円 | 20% | 4万円 | 13.3% | 2万円 | 24万円 |
※手数料率型は一般的な条件の例であり、実際の料率・最低手数料は会社によって異なります。広告費10万〜20万円では最低手数料の条件にかかりやすく、実質手数料率が20〜50%まで上がる場合があります。定額4万円であれば、広告費が増えるほど実質手数料率は下がっていきます。年間で見ると、広告費30万円の場合で24万円の差額になる計算で、この差額をLP改善やクリエイティブの追加制作に回すという考え方もできます。
広告費10万・20万・30万円でできること|クリック数と問い合わせ数の目安
広告費をそのままクリック数に換算すると、クリック単価(CPC)100〜300円の幅で次のようになります。問い合わせ件数は、問い合わせ率(クリックのうち問い合わせにつながる割合)を1〜3%と仮定した場合の目安です。実際の問い合わせ1件あたりの費用は業種・地域・商材単価で大きく変わるため、あくまで幅としての参考値です。
| 広告費 | クリック数の目安(CPC100〜300円) | 問い合わせ数の目安(問い合わせ率1〜3%) |
|---|---|---|
| 10万円 | 約333〜1,000クリック | 約3〜30件 |
| 20万円 | 約667〜2,000クリック | 約7〜60件 |
| 30万円 | 約1,000〜3,000クリック | 約10〜90件 |
クリック単価・問い合わせ率は業種や地域、競合状況で幅があるため、実際の件数はこの範囲の中でも上下します。特にこの予算帯では、媒体やエリアを絞り込んでクリック単価を抑える工夫が、件数を左右する要素になります。
10〜30万円の予算で成果を出す運用の型
広告費10〜30万円という限られた予算では、媒体を広げすぎず、絞り込んで検証する運用の型が向いています。予算を薄く広げるよりも、1つの媒体・1つのLPにデータを集中させたほうが、少ないクリック数でも改善の判断がしやすくなります。
- 媒体は1〜2つに絞る検索意図が明確なリスティング広告を軸に、必要に応じてSNS広告を1つ組み合わせる程度にとどめ、予算を分散させすぎないようにします。
- 地域とキーワードを絞る対応エリアが限られる業種であれば、配信地域を絞ることでクリック単価を抑えやすくなります。検索キーワードも、成約につながりやすい語に絞り込みます。
- LPを1枚に集中させる複数のLPに予算を分けるのではなく、1枚のLPにアクセスを集めて改善を重ねる方が、少ない予算でもデータが早く集まります。
- 月次で検証するクリック数・問い合わせ数・広告費の内訳を月ごとに確認し、成果が出ている媒体・キーワードに予算を寄せていきます。
自社運用と代理店、どちらが向いているか
広告費10〜30万円の規模では、自社運用と代理店委託のどちらも選択肢になります。当社が行ったGoogle広告・インスタ広告の自社運用300人調査では、自社運用の不安として「何をどう直せばよいか分からない」67.7%、「学ぶ時間がない」50.0%、「効果測定・分析ができない」22.0%が挙がっています。
手数料率型で最低手数料の条件にかかると、広告費10万円では手数料が実質50%相当になる場合がある一方、定額4万円でも実質40%と、この予算帯では手数料の負担割合自体は小さくありません。それでも、計測タグの設定やLP改善、バナー制作までを含めて任せることで学習コストと時間を節約できるかどうかが、代理店に依頼する価値を判断する軸になります。時間をかけてでも自社でノウハウを蓄積したい場合は、まず自社運用から試す考え方もありますし、計測設定だけを外部に依頼し、日々の入札調整は自社で行うという分担の仕方もあります。
広告費を増やすタイミングの目安
広告費10〜30万円で始めた後、どのタイミングで予算を増やすかの目安を整理しました。
| 広告費の目安 | 状態の目安 | 次に検討したいこと |
|---|---|---|
| 10〜30万円 | 媒体を1〜2つに絞って検証している段階 | クリック数・問い合わせ数が安定してきたら増額を検討 |
| 50万円前後 | 複数媒体を併用し始める段階 | 手数料率型でも実質負担率が下がりやすく、専門特化型も選択肢に入る |
| 100万円前後 | 複数媒体・分業体制を求める段階 | 専門特化型・大手総合型も比較対象になりやすい |
広告費50万円規模での考え方は関連ページでも紹介していますが、100万円規模まで見据える場合は広告費100万円で手数料の安い代理店を探すページで解説しています。今の代理店から予算規模に合う会社へ乗り換える場合は、広告代理店の乗り換え手順もあわせて確認してください。
コスパ広告くんとは
コスパ広告くんは、ボボコンサルティング株式会社(大阪市西区)が運営する、月額4万円固定でWeb広告運用を支援する広告運用代行サービスです。Web広告運用代行サービスとして、媒体選定からアカウント作成、LP制作、バナー制作、運用改善、月次報告までを1つの料金に含みます。運営会社の詳細は会社概要で確認できます。
運用代行費(月額)
40,000円税別
初期費用(一回のみ)
55,000円税別
LP制作(1ページまで)
0円
契約期間
1ヶ月ごと
広告媒体に支払う広告費は御社の予算に合わせて自由に決められ、最低出稿額・上限はありません。広告費10万〜30万円という規模でも、運用代行費は月額40,000円(税別)のまま変わりません。詳しい料金の考え方は料金ページをご覧ください。
- 広告媒体の選定と企画提案
- 広告アカウント作成(計測タグ・GTM・GA4設定含む。アカウントは御社名義)
- LP制作(1ページまで無料)
- 広告用バナー・クリエイティブ制作
- 広告運用の代行(入札・ターゲティング・改善)
- 毎月の定期ミーティング(問い合わせ数・獲得単価まで報告)
- オンラインサポート(チャット・メール)
対応媒体は、Google広告・Yahoo!広告・YouTube広告・LINE広告・Facebook広告・Instagram広告・TikTok広告・X広告の8媒体です。この予算帯では媒体を1〜2つに絞って運用することが多くなりますが、複数の媒体を併用しても運用代行費は変わりません。対応エリアは全国(オンライン打ち合わせ)で、大阪市内・近郊は対面も可能です。
コスパ広告くんが向いていないケース
- 月の広告費が数百万〜数千万円規模で、専任チームによる分業体制を求める
- 成果報酬型(問い合わせ1件いくら)の契約を希望している
- 常駐の担当者や週次の対面会議が必要
- 広告運用だけを切り出して、LPや計測の整備は自社で行いたい(含まれる業務が不要なら定額の利点が薄い)
- 初期費用や月額固定費をかけず、成果が出た分だけ支払う契約にしたい
- ブランド戦略のコンサルティングを中心に依頼したい
よくある質問
- 広告費10万円でも代理店に依頼できますか?
- 会社によります。手数料率型では最低手数料5万円前後の条件があると、広告費10万円では手数料が実質50%相当になる場合があります。最低出稿額を10万円前後に設定している会社や、定額型であれば依頼しやすい傾向にあります。
- 広告費20万円で代理店を使う意味はありますか?
- 手数料率型(20%・最低5万円)では広告費20万円の手数料は5万円(実質25%)、定額4万円なら実質20%になります。手数料の負担だけでなく、計測設定やLP改善まで任せられるかどうかも判断材料になります。
- 月30万円ならどの媒体から始めるべきですか?
- 検索意図が明確なリスティング広告を軸に、地域やキーワードを絞って始める方法が向いています。予算を複数の媒体に分散させるより、1〜2媒体に集中させた方がデータが早く集まりやすくなります。
- 手数料の実質負担率とはどういう意味ですか?
- 手数料額を広告費で割った割合のことです。同じ最低手数料5万円でも、広告費10万円なら実質50%、広告費30万円なら実質16.7%というように、広告費が小さいほど実質負担率は高くなります。
- 少額の広告費だと代理店に相談を断られますか?
- 最低出稿額を50万円以上に設定している会社では、広告費10万〜30万円の相談は難しい場合があります。最低出稿額が10万円前後、または最低出稿額を設けていない会社であれば相談しやすくなります。
- 広告費10〜30万円でどれくらいの問い合わせが見込めますか?
- クリック単価100〜300円、問い合わせ率1〜3%で試算すると、広告費10万円で約3〜30件、30万円で約10〜90件が目安です。業種・地域・商材単価によって差が大きいため、あくまで幅としての参考値です。
- 予算が少ないうちは自社運用と代理店どちらがいいですか?
- 当社の自社運用300人調査では、自社運用の不安として「何をどう直せばよいか分からない」67.7%、「学ぶ時間がない」50.0%が挙がっています。学習・検証の時間を確保しにくい場合は、代理店への委託が選択肢になります。
- 広告費を増やすタイミングの目安はありますか?
- クリック数・問い合わせ数が安定してきたら、50万円前後への増額を目安に検討する考え方があります。手数料率型でも広告費が増えるほど実質負担率は下がりやすくなります。
- コスパ広告くんは広告費10万円からでも依頼できますか?
- はい。運用代行費は広告費の規模に関わらず月額40,000円(税別)の定額で、最低出稿額は設けていません。広告費10万〜30万円の規模でも依頼可能です。
- 契約期間の縛りはありますか?
- コスパ広告くんは1ヶ月ごとの契約で、最低契約期間はありません。毎月、続けるかどうかを判断できます。
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まずは無料のコスパ診断から
広告費10万〜30万円という規模で、どの媒体から始めるべきか、月額4万円の定額でどこまで対応できるかは、無料のコスパ診断で個別にお伝えしています。費用対効果が合わないと判断した場合は、その理由も含めてお伝えします。
相談・診断は完全無料です。営業の押しつけは一切ございません。
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