LINE広告とは?メリット・デメリット・配信面・費用の目安と「LINEヤフー広告」統合で変わる点【2026年版】

LINE広告とは?メリット・デメリット・配信面・費用の目安と「LINEヤフー広告」統合で変わる点【2026年版】

LINE広告とは、コミュニケーションアプリ「LINE」のトークリストやLINE VOOMなどに配信できる広告です。2026年4月からは、Yahoo!広告と統合された新しいプラットフォーム「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」として提供されています。結論を3行でまとめると、次のとおりです。

  • 誰に:LINEを日常的に使う幅広い年代のユーザーに、年齢・地域・興味関心などで絞り込んで届けられます
  • どこで:トークリストやLINE VOOMなどLINEアプリ内の複数の配信面に加え、統合後はYahoo! JAPANの配信面にも表示されます
  • いくらから:明確な最低出稿額は設けられておらず、少額の予算からでも配信を始められます

Table of Contents

【2026年の重要な変更】

  • 2026年4月、LINE広告とYahoo!広告ディスプレイ広告が統合され「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」の提供が始まりました
  • LINE広告(旧プラットフォーム)の新規アカウント作成は2026年6月30日で終了しています
  • LINE広告(旧プラットフォーム)は2026年10月下旬頃に配信停止(読み取り専用化)となる予定です

この記事で分かることは次のとおりです。

  • LINE広告の仕組みと、他のSNS広告との違い
  • LINE広告のメリット・デメリットと、それぞれの対処法
  • 主な配信面・フォーマット・ターゲティングの種類
  • 課金方式と費用の目安、月予算別にできること
  • 「LINEヤフー広告」への統合で何がいつ変わるのか
  • 始め方の5ステップと、向いている業種・見直しポイント

LINE広告の仕組みと他のSNS広告との違い

LINE広告の多くは、他のSNS広告と同様に「オークション」形式で配信先と単価が決まります。入札額に加え、広告の関連性や推定アクション率を掛け合わせた「広告の質」が高いほど、同じ入札額でも配信されやすくなる傾向があるとされています。LINEのユーザー層は、年齢・性別の偏りが他のSNSに比べて比較的少ないとされ、幅広い層に均等に近い形でリーチしやすい点が特徴です。

他の主要なSNS広告・ディスプレイ広告と比較すると、次のような違いがあります。

媒体主な利用者層向いている目的拡散性主な課金方式
LINE広告全年代・国内普及率が高い(年齢・性別の偏りが比較的少ない)地域密着の集客、友だち追加を起点にした継続的な接点づくり低め(リポストのような拡散機能がない)CPC・CPM等
Instagram10〜30代中心・女性比率がやや高いビジュアル訴求、EC・美容・飲食ハッシュタグ・保存経由でやや拡散しやすいCPC・CPM等
Facebook30〜50代中心・実名登録が基本BtoB・士業・不動産など信頼訴求シェア機能で一定の拡散性CPC・CPM等
X(旧Twitter)10〜30代中心キャンペーン・速報性のある告知リポストによる拡散力が高いCPC・CPM・CPF等
TikTok10〜20代中心(30代以上にも拡大傾向)トレンドを絡めた認知拡大デュエット・保存等で拡散されやすいCPC・CPM・CPV等
Yahoo!ディスプレイ広告幅広い年代・Yahoo! JAPAN利用者潜在層への認知、リターゲティング拡散の仕組みは基本的にないCPC・CPM等

SNS広告全体の位置づけは「SNS広告とは」、実名制で信頼訴求に強いFacebook広告は「Facebook広告(Meta広告)とは」、ビジュアル訴求が中心のInstagram広告の費用感は「インスタ広告の費用」でそれぞれ解説しています。

LINE広告のメリット6つ

1. リーチの大きさ

LINEは国内の月間利用者数が約1億人(2025年12月末時点、LINEヤフー株式会社公表値)とされ、国内で広く使われているコミュニケーションアプリです。日常的に開くアプリだからこそ、他の広告媒体では届きにくい層にも接点を作りやすく、地域密着の店舗ビジネスから全国展開のECまで幅広い規模の広告主が活用しています。まずは「多くの人に知ってもらう」認知目的の候補として検討する価値があります。

2. 他のSNSでは届きにくい層にもアプローチできる

Instagram・X・TikTokは年代や興味関心によって利用者層に偏りが出やすい一方、LINEは年齢・性別の偏りが比較的少ないとされ、他のSNS広告では接点を作りにくい層にもリーチしやすい傾向があります。すでにInstagram広告やFacebook広告に取り組んでいる場合、LINE広告を組み合わせることで届く層の重なりを減らし、広告全体のリーチを広げる効果も見込めます。

3. ターゲティング精度

LINE広告は年齢・性別・地域・OSなどのデモグラフィック情報に加え、興味関心・行動データ、自社の顧客リストを活用したオーディエンス配信、類似配信など複数のターゲティング機能を備えています。狙いたい層を絞り込んで配信できるため、限られた予算でも無駄な表示を減らしながら効果を検証しやすいのが特徴です。ターゲティングの種類は後述の一覧で詳しく解説します。

4. 配信面の多さ

LINE広告はトークリスト最上部やLINE VOOM、LINE NEWS、LINEマンガ、ウォレットなど、ユーザーがLINEアプリ内で日常的に目にする複数の配信面に出稿できます。統合後は同じ管理画面からYahoo! JAPANトップページなどの配信面にも横断して配信できるようになり、1つのキャンペーンで届けられる範囲がさらに広がりました。配信面ごとの特徴は後述の一覧で解説します。

5. LINE公式アカウントとの連携(友だち追加→配信)

LINE広告の大きな特徴の一つが、LINE公式アカウントとの連携です。広告から直接「友だち追加」を促し、獲得した友だちに対してその後もメッセージ配信を続けられるため、「広告→LP→問い合わせ→リスト化」という一般的な流れに比べ、広告接触から継続的な接点づくりまでを一気通貫で設計しやすくなります。友だちリストはオーディエンス配信の元データとしても活用できます。

6. 少額から始められる

LINE広告は他の主要SNS広告と同様、明確な最低出稿額は設けられておらず、少額の予算から配信を始められます。まずは月1〜3万円程度で管理画面の操作や反応の傾向をつかみ、手応えを見ながら予算を引き上げていく進め方が現実的です。具体的な費用感は本記事の「費用の目安」で解説します。

メリット一言でいうと
リーチの大きさ国内月間約1億人(公表値)の利用者にアプローチできる
他SNSで届かない層にも接点年齢・性別の偏りが比較的少なく、他媒体との重なりを減らせる
ターゲティング精度デモグラ・興味関心・オーディエンス・類似配信を組み合わせられる
配信面の多さ統合後はLINE面+Yahoo! JAPAN面にも横断配信
公式アカウント連携友だち追加を起点に継続的な接点づくりができる
少額から始められる明確な最低出稿額がなく小規模予算でも検証可能

LINE広告のデメリット・注意点5つ

LINE広告にはメリットだけでなく、出稿前に知っておきたい注意点もあります。それぞれの対処法とあわせて確認しましょう。

  1. 拡散されにくい:リポストのような拡散機能がなく、話題化を狙う場合は他媒体との組み合わせを検討します。
  2. BtoBや高単価商材は相性を要検証:比較的カジュアルな接触が多い媒体のため、少額でテスト配信してから予算を判断します。
  3. 審査・掲載基準(統合でYahoo!基準に統一):出稿前に最新の掲載基準を必ず確認します。
  4. クリエイティブ消耗が早い:同じ広告を出し続けると反応が落ちやすいため、複数パターンを用意し定期的に差し替えます。詳しくは「LINE広告のクリエイティブ」で解説しています。
  5. 改善の継続が必要:配信して終わりではなく、定期的な効果測定と見直しの体制をつくります。
デメリット対処法
拡散されにくい認知拡大はX等の拡散力が高い媒体と役割分担する
BtoB・高単価商材は相性を要検証少額でテスト配信し反応を見てから予算を判断する
審査・掲載基準の統一出稿前にLINEヤフー広告の最新の掲載基準を確認する
クリエイティブ消耗が早い複数パターンを用意し定期的に差し替える
改善の継続が必要定期的な効果測定と見直しの体制をつくる

LINE広告の主な配信面

LINE広告の主な配信面は次のとおりです(代表的なものを紹介しており、これがすべてではありません)。統合後はLINEの配信面に加え、同じ管理画面からYahoo! JAPANの配信面にも出稿できるようになりました。

配信面特徴向いている目的
トークリストLINEアプリのトーク画面最上部に表示される主要な配信面幅広い認知拡大
LINE VOOMショート動画中心のタイムライン型配信面動画での興味喚起
LINE NEWSニュース記事の合間に表示される配信面情報収集層への接点づくり
LINEマンガマンガアプリ内の配信面エンタメ・若年層向け商材
ウォレット決済・ポイント関連機能に近い配信面金融・ポイント関連サービスとの親和性
LINE広告ネットワークLINEと連携する外部アプリ・メディアへの配信面配信ボリュームの拡大
統合後のYahoo! JAPAN面Yahoo! JAPANトップページ・各種サービス面(同じ管理画面から配信)検討層への追加接点・リーチ拡大

LINE広告のフォーマットの種類

LINE広告は配信面だけでなく、フォーマット(表示形式)によっても向いている目的が変わります。代表的なフォーマットを一覧にしました。

フォーマット特徴向いている目的
静止画(正方形)汎用性が高く、多くの配信面に対応幅広い訴求の検証
静止画(カード)横長で情報量をやや多く見せられる商品・サービスの説明
静止画(小型)トークリストなど限られた表示枠向け認知拡大の反復表示
動画使用感やストーリーを伝えやすい。制作に時間がかかるブランド訴求・比較検討の後押し
カルーセル複数の画像・動画をスワイプで見せられる商品ラインナップの紹介
画像+テキスト画像とテキストを組み合わせた訴求情報量を補いたい訴求

LINE広告のターゲティングの種類

LINE広告のターゲティングは、大きく次の5種類に整理できます。目的や保有データに合わせて組み合わせて使います。

種類概要
デモグラフィック年齢・性別・地域・OSなど基本属性で絞り込む
興味関心・行動閲覧・利用傾向から推定された関心カテゴリや行動データで絞り込む
オーディエンス自社サイトの訪問データ、顧客リスト(IDアップロード)、LINE公式アカウントの友だちリストなどをもとに配信対象を作成する
類似配信既存の友だち・顧客リストと似た特徴を持つ新規ユーザーに配信する
自動ターゲティング機械学習によって反応が見込めるユーザーへ自動的に配信を最適化する

小規模予算での使い方

予算が少ないうちはターゲットを絞りすぎると配信量が確保できず、傾向をつかみにくくなります。まずは年齢・地域などのデモグラフィックで大きく絞り込む程度に留め、反応を見ながら興味関心やオーディエンス配信を組み合わせて精度を上げていく進め方がおすすめです。既存顧客のデータがある場合は、類似配信やリターゲティングを組み合わせることで少額でも効率を高めやすくなります。リターゲティングの具体的な設計は「LINE広告のリマーケティング戦略」で解説しています。

LINE広告の費用の目安

ここで紹介する課金方式や単価は、これまでLINE広告として一般に知られてきた目安です。統合後も大きな考え方は変わらないと考えられますが、仕様は変わりうるため、出稿前に必ず公式の最新情報を確認してください。数字はすべて目安であり、業種・時期・競合状況によって変動します。

課金方式課金のタイミング単価の目安向いている目的
CPC(クリック課金)広告がクリックされた時点数十円程度サイト誘導・比較検討の促進
CPM(インプレッション課金)1,000回表示されるごと数百円程度認知拡大・リーチの最大化
CPF(友だち追加課金)友だちが追加された時点数十円〜100円台程度LINE公式アカウントの友だち獲得(旧LINE広告の仕組み。統合後の扱いは公式の最新情報を確認してください)

月予算別にできること

月予算できること
1万円配信の仕組みを知る「お試し」期間。表示回数・クリック率の傾向をつかむ段階
3万円1つの配信面・ターゲットに絞った初期検証。CPM・CPCの推移を見る段階
10万円複数のターゲット・クリエイティブを比較しながら検証。友だち追加数やCPAなど成果指標を見る段階
30万円反応の良い組み合わせに予算を寄せ、統合後はYahoo!面との併用も視野に入る段階

より詳しい費用相場や運用代行の手数料体系は「LINE広告の運用代行」で解説しています。

【2026年4月〜】「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」への統合で何が変わるか

LINEヤフー株式会社は2026年2月18日、LINEヤフー for Businessにて「LINEヤフー広告」プラットフォーム統合リリースを発表しました。これを受けて2026年4月、LINE広告とYahoo!広告 ディスプレイ広告を統合した新サービス「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」の提供が始まっています(Yahoo!広告 検索広告は「LINEヤフー広告 検索広告」に名称変更)。1つの管理画面から、LINEの配信面(トークリスト・LINE VOOM・LINE NEWSなど)とYahoo! JAPANの配信面(トップページ・各種サービス面)に横断して配信できるようになり、両サービスのデータを横断活用したターゲティング精度の向上や最適化モデルの統合も図られるとしています。規模感としては、LINEの月間利用者数が約1億人(2025年12月末時点)、Yahoo! JAPANの月間ログインユーザーID数が約5,400万(2025年3月末時点)と公表されています。

時期内容
2026年4月1日「LINEヤフー広告」プラットフォーム統合、「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」の提供開始
2026年6月30日LINE広告(旧プラットフォーム)の新規アカウント作成が終了
2026年10月下旬頃LINE広告(旧プラットフォーム)の配信停止(読み取り専用化)
2027年3月末頃LINE広告(旧プラットフォーム)の提供終了予定

日程は変更の可能性があるため、出稿前・移行前には必ずLINEヤフー株式会社・LINEヤフー for Businessの最新の発表をご確認ください。

これから始める人

  • LINE広告(旧プラットフォーム)の新規アカウント作成はすでに終了しているため、「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」でLINEビジネスIDと広告アカウントを開設します
  • 新プラットフォームはYahoo!広告の基盤に統一されており、管理画面の操作感はYahoo!広告寄りです
  • 配信面はLINEとYahoo! JAPANの両方を選べるため、目的に応じて配信面を絞り込むかどうかも検討します

今使っている人

  • 既存のLINE広告アカウントは、2026年10月下旬頃までに「移行ツール」または手動でLINEヤフー広告 ディスプレイ広告への移行が必要です(Yahoo!広告を利用している場合は自動移行され対応不要とされています)
  • 計測タグは旧LINE Tagが新プラットフォームでは使えないため、新しい計測タグへの切り替えが2026年10月下旬までに必要です
  • アカウント審査基準・広告掲載基準がYahoo!広告の基準に統一されるため、これまで配信できていたクリエイティブも見直しが必要になる場合があります

計測タグの切り替えを後回しにすると、コンバージョンデータが計測できない期間が生まれ、機械学習による最適化が乱れるおそれがあります。余裕を持って早めに切り替えることをおすすめします。

LINE広告の始め方 5ステップ

2026年9月時点で新しくLINE広告を始める場合は、LINEヤフー広告 ディスプレイ広告での開設が前提になります。

  1. LINEビジネスIDの作成:LINEヤフー広告の各種サービスを利用するための土台となるIDを作成します。
  2. 広告アカウントの開設:LINEヤフー広告 ディスプレイ広告で新しい広告アカウントを開設し、審査を受けます。
  3. 計測タグの設置:自社サイトに新しい計測タグを設置し、コンバージョンを計測できる状態を整えます。
  4. キャンペーン・広告グループの設定:目的(認知・獲得など)、予算、ターゲティングを設定します。
  5. クリエイティブの入稿・審査:静止画・動画などのクリエイティブを入稿し、審査を経て配信が始まります。

LINE広告に向いている業種・商材/向いていないケース

「自社の商材はLINE広告に向いているか」を判断する際の目安として、業種別の傾向を一覧にしました。あくまで傾向であり、実際は自社の顧客層やクリエイティブの作りやすさもあわせて検討します。

業種・商材向き不向き理由
店舗ビジネス(飲食・美容等)向いている地域を絞った配信と友だち追加によるリピート施策が両立しやすい
EC・通販向いているカルーセル等で商品を紹介しやすく、幅広い年代にリーチできる
スクール・教育向いている友だち追加を起点にした説明会誘導・継続フォローがしやすい
不動産検証しながら判断エリアを絞った配信は可能だが、高単価商材のため反応を見ながらの判断が必要
採用(人材募集)検証しながら判断職場の雰囲気を静止画・動画で伝えやすい一方、他媒体との比較検討も有効
BtoB(法人向けサービス)相性を要検証比較的カジュアルな接触が多く、検討期間が長い商材は反応が伸びにくい場合がある

成果が出ないときの見直しポイント5つ

  1. ターゲットが広すぎる・狭すぎないか:反応が薄い場合は条件を絞り、単価が高すぎる場合は条件を緩めて配信量を確保します。
  2. クリエイティブの使い回しになっていないか:同じ広告を長期間出し続けると反応が落ちやすいため、定期的な差し替えを検討します。
  3. LP(遷移先ページ)で離脱していないか:クリックされても成約しない場合は、広告よりLPの内容・導線に課題があるケースが多く見られます。
  4. 計測タグが正しく機能しているか:統合後は特に、新しい計測タグへの切り替え漏れがないかを確認します。
  5. 配信面が目的に合っているか:統合後はYahoo! JAPAN面を含めた配信設定になっているか、目的に合わせて見直します。

自社運用と運用代行、総額でどう違う?

同じ広告費でも、自社運用か運用代行かによって手元から出ていく総額は変わります。「手数料率型(広告費の20%、ただし最低5万円)」と「定額型(月4万円)」で比較すると、次のようになります。

広告費自社運用(人件費込み)手数料率型(20%・最低5万円)定額型(月4万円)
10万円約12.2万〜13.3万円15万円(最低手数料が適用)14万円
30万円約32.2万〜33.3万円36万円34万円
50万円約52.2万〜53.3万円60万円54万円
100万円約102.2万〜103.3万円120万円104万円

自社運用の人件費は、週2〜3時間を時給2,500円で換算した目安(月約2.2万〜3.3万円)で、実際の金額は各社の条件で異なります。広告費が少額なうちは手数料率型だと最低手数料に引っかかり負担率が高くなる傾向があり、月100万円規模でも定額型のほうが総額を抑えやすい計算です。LINE広告に特化した費用体系の比較は「LINE広告運用代行」、SNS広告全般の手数料の考え方は「SNS広告の運用代行」で解説しています。LINE以外の媒体を含めた代理店選定の視点は「Google広告の代理店・運用代行会社20選」も参考にしてください。

【調査データ】経営者300人の本音

LINE広告に対して、中小企業の経営者・集客担当は実際どのような本音を持っているのでしょうか。当社が実施したアンケート調査から、関連する結果をいくつかご紹介します。

LINE広告300人調査」では、「検討したことがない」と回答した人が93.7%にのぼり、LINE広告そのものがまだ広く検討されていない実態が見えました。検討をためらう理由の1位は「費用が分からない」33.7%で、費用感が見えないことが最初のハードルになっていることがうかがえます。

集客悩み200人調査では、月の集客予算が「ほぼ0円」37.5%、「3万円以下」まで含めると75.5%にのぼり、最大の壁は「どの手段が合うか判断できない」69.5%でした。代理店手数料300人調査でも、外注時の不満の1位は「成果が出ているのか分からない」25.0%となっており、費用と成果の見通しが立たないことが、LINE広告に限らず導入をためらわせる共通の要因といえそうです。

よくある質問

Q. LINE広告とはどのような広告ですか?

A. LINEアプリ内のトークリストやLINE VOOMなどに配信できる広告です。2026年4月からは「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」としてYahoo!広告と統合されたプラットフォームで提供されています。

Q. LINE広告の費用はいくらから始められますか?

A. 明確な最低出稿額は設けられておらず、少額から配信を始められます。実務上は月1〜3万円程度からの検証が現実的な目安です(業種・時期で変動します)。

Q. LINE広告はどんな業種に向いていますか?

A. 地域密着の店舗ビジネスやEC、スクール・教育など、友だち追加を起点にした継続的な接点づくりと相性が良い傾向があります。詳しくは本記事の「向いている業種・商材」の一覧をご覧ください。

Q. LINE広告と他のSNS広告、どちらを優先すべきですか?

A. 優劣というより役割の違いです。拡散力を狙うならX、ビジュアル訴求ならInstagram、法人向けの信頼訴求ならFacebookが候補になりますが、LINEは年齢・性別の偏りが比較的少なく、幅広い層への継続的な接点づくりに向いています。媒体全体の比較は「SNS広告とは」もご覧ください。

Q. LINE広告は終了するのですか?

A. LINE広告(旧プラットフォーム)は、LINEヤフー株式会社の発表によると2026年10月下旬頃に配信を停止(読み取り専用化)し、2027年3月末頃に提供終了予定とされています。ただしLINEアプリ内に広告を配信する仕組み自体がなくなるわけではなく、2026年4月から「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」として提供が続いています。日程は変更の可能性があるため、最新情報は公式発表でご確認ください。

Q. 今からLINE広告を始めるにはどうすればいいですか?

A. 2026年9月時点で新しく始める場合、LINE広告(旧プラットフォーム)の新規アカウント作成はすでに終了しているため、「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」でLINEビジネスIDと広告アカウントを開設します。具体的な手順は本記事の「始め方」をご覧ください。

Q. LINE広告の運用は自社でもできますか?

A. 管理画面の操作自体は自社でも可能です。ただし統合後は仕様変更や配信面の使い分けなど確認すべき点が増えています。当社の代理店手数料調査でも「成果が出ているのか分からない」という不満が最多に挙がっており、継続的な改善には一定の知識と時間が必要です。

まとめ

LINE広告は、国内で広く使われるLINEアプリの複数の配信面に出稿でき、少額からでも検証を始められる媒体です。2026年4月の「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」への統合により、これから始める人は新プラットフォームでの開設が前提になり、すでに使っている人は10月下旬までの移行・計測タグの切り替えが必要になります。仕組みと費用感を理解したうえで、公式の最新情報を確認しながら進めることが、LINE広告を無駄なく活用する近道です。

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本記事の監修:ボボコンサルティング株式会社(Web広告運用代行「コスパ広告くん」運営・Googleパートナー認定)。運用実績と当社のアンケート調査(n=300)をもとに執筆しています。

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執筆者プロフィール

運用チームコスパ広告

ボボコンサルティング株式会社にて、広告の運用や営業を担当しています。 商品やサービスによって最適な戦略は異なるため、クライアント様の商品やサービスをしっかり理解することを大切にしております。 このブログでは、弊社の「コスパ広告くん」を知っていただくきっかけとして、WEBマーケティングに関連する記事を更新しております。