LINE広告の運用代行|費用相場と手数料体系の比較・失敗しない選び方【2026年版】

LINE広告の運用代行を探すとき、最初につまずくのが「料金の仕組みが会社ごとにバラバラで比較できない」という点です。広告費の20%という手数料率型もあれば、定額型、成果報酬型もあり、最低契約期間の縛りがある会社もあります。同じ月20万円の予算でも、どの会社に頼むかで手元に残る広告費が数万円変わります。当社が実施した調査でも、LINE広告を「検討したことがない」と答えた経営者・集客担当は93.7%にのぼり、検討をためらう理由の1位は「費用が分からない」33.7%でした(LINE広告300人調査)。

本記事では、LINE広告の運用代行を頼むときの費用の考え方と手数料体系の違い、依頼先を選ぶときのチェックリスト、統合後に確認すべきポイント、そして依頼から配信開始までの流れを整理します。広告費そのものの単価・課金方式の詳しい解説は「LINE広告の費用相場」に、コスパ広告くんのLINE広告運用代行サービスの料金・詳細は「LINE広告運用代行」にまとめています。本記事はあくまで「選び方・費用の考え方」の解説としてお使いください。

【2026年の重要な変更】LINE広告は2026年4月1日に「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」へ統合されました。旧LINE広告の新規アカウント作成は2026年6月30日で終了し、既存アカウントも2026年10月下旬頃に配信停止(読み取り専用化)、2027年3月末頃に提供終了となる予定です(日程は変更の可能性があります)。旧LINE Tagは新プラットフォームでは使えず、新しい計測タグへの切り替えと、審査基準(Yahoo!基準に統一)への対応も必要になります。これからLINE広告を始める場合は「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」で開設し、すでに利用中の場合は10月下旬までの移行が必要です。当社は統合後のプラットフォームでの運用代行にも対応しています。統合の詳しい内容はLINE広告とは?「LINEヤフー広告」統合で変わる点、広告費そのものの単価・相場はLINE広告の費用相場をご覧ください。


LINE広告の運用代行とは?何を任せられるのか

LINE広告の運用代行とは、広告アカウントの開設から配信設定、クリエイティブ制作、日々の数値調整までを外部に任せるサービスです。会社によって守備範囲が異なるため、契約前に「どこまで含まれるか」の確認が欠かせません。具体的な業務範囲は後述の表で整理しています。

特に見落とされやすいのが、LINE公式アカウントとの連携です。LINE広告は友だち追加を成果地点にするケースが多く、その後の配信設計まで含めて考えないと成果につながりにくいという特性があります。広告だけを切り出して依頼すると、追加された友だちが放置される、ということが起こります。

運用代行への依頼は、社内に広告運用の専任担当を置く余裕がない中小企業や店舗ビジネスで特に検討されやすい選択肢です。反対に、自社で広告予算の使い方を細かくコントロールしたい、社内にノウハウを残したいという場合は、まず小さく自社運用を試してから代行を検討する進め方も選べます(詳しくは後述の「自社運用と運用代行、どちらを選ぶか」で比較しています)。

【2026年最新】統合後、代行会社に確認すべきこと

2026年4月の「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」への統合により、これからLINE広告の運用代行を依頼する場合も、すでに依頼している場合も、統合対応そのものが依頼先選びの新しい判断材料になっています。統合の背景・スケジュールの詳細は「LINE広告とは?「LINEヤフー広告」統合で変わる点」で解説していますが、代行会社に依頼するうえでは、次の3点を必ず確認してください。

確認項目確認する内容
新アカウントへの移行対応旧LINE広告アカウントを2026年10月下旬までに「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」へ移行する作業を代行会社が担ってくれるか、別料金になるか
新しい計測タグへの切り替え旧LINE Tagは新プラットフォームで使えないため、新しい計測タグの設置・動作確認まで対応してもらえるか
Yahoo!基準の審査への対応審査基準がYahoo!広告の基準に統一されたため、これまで配信できていたクリエイティブが差し戻される可能性がある。最新基準に沿った制作・修正に対応できるか

計測タグの切り替えを後回しにすると、コンバージョンが計測できない期間が生まれ、機械学習による最適化が乱れるおそれがあります。たとえば移行作業を10月下旬ギリギリまで先送りにした場合、審査の混雑や設定不備が重なって配信が数日〜数週間止まってしまうことも起こりえます。今の依頼先がこの3点にどこまで対応済み・対応予定かを、早めに確認しておくことをおすすめします。

代行に任せられる業務範囲

業務含まれることが多い別料金・要確認になりやすい
アカウント開設・初期設定○初期費用として請求される場合あり
ターゲティング設計・入札調整○—
計測タグの設置・新タグへの切り替え○統合対応として別料金になる場合あり
レポート提出・定例ミーティング○頻度によって追加になる場合あり
バナー・動画クリエイティブ制作△制作本数ごとの課金が多い
LP(ランディングページ)制作×別途見積もりが一般的
LINE公式アカウントの友だち追加後の配信設計×広告運用とは別サービス扱いのことが多い
旧LINE広告アカウントからの移行作業△対応可否・追加費用の有無を要確認

表の「×」「△」に当たる業務ほど、契約時に見落とされがちです。特にLP制作とLINE公式アカウントの配信設計は、広告の成果に直結するにもかかわらず「範囲外」とされることが多いため、依頼前に必ず確認してください。また、統合対応(移行作業・新計測タグ)は2026年になって新たに発生した業務のため、契約書やサービス案内にまだ明記されていない代行会社もあります。見積もり時点で個別に質問することをおすすめします。

LINE広告の運用代行にかかる費用

手数料体系は大きく3タイプ

タイプ費用のかかり方向いているケース注意点
手数料率型広告費の20%前後(最低手数料が設定されることが多い)広告費が大きく、運用工数も比例して増える場合広告費が少額だと最低手数料の下限に引っかかりやすい
定額型広告費に関係なく月額固定少額〜中規模で始めたい場合、追加費用を避けたい場合含まれる業務範囲を必ず確認する
成果報酬型友だち追加・問い合わせなど成果(CV)1件ごとに定額を支払う成果地点が明確で、CV単価の許容ラインが決まっている場合広告費とは別に成果報酬が発生するため、CV数が増えるほど総支払額も増える。最低保証額や契約期間の条件も要確認

手数料率型には最低手数料が設定されていることがあります。たとえば「広告費の20%、ただし最低5万円」という条件の場合、広告費が10万円でも手数料は5万円です。実質50%を支払う計算になり、費用対効果が合いにくくなります。目安として、月の広告費が20万円を下回る規模では、定額型を検討したほうが手元に残る広告費が多くなる傾向があります。

成果報酬型は「広告費がムダにならない」印象を持たれがちですが、実際には成果1件あたりの単価設定と、成果地点の定義(友だち追加なのか、その先の問い合わせなのか)によって総支払額が大きく変わります。契約前に「何をもって1成果とカウントするか」「成果報酬とは別に広告費・初期費用がかかるか」を必ず確認してください。

月予算別の年間総額(検算)

「手数料率型(広告費の20%、ただし最低5万円)」と「定額型(月4万円)」を、月の広告費別に年間総額(手数料のみ、広告費本体は含まず)で比較すると、次のようになります。

月の広告費手数料率型(20%・最低5万円)年間定額型(月4万円)年間年間の差額
10万円60万円(月5.0万円・下限適用)48万円12万円
30万円72万円(月6.0万円)48万円24万円
50万円120万円(月10.0万円)48万円72万円
100万円240万円(月20.0万円)48万円192万円
300万円720万円(月60.0万円)48万円672万円

広告費が少額なうちほど、手数料率型は最低手数料の下限で実質負担率が跳ね上がり、年間の差額も大きくなります。一方で広告費300万円規模になると、手数料率型が求める運用工数(体制の厚さ)にも見合ってくるため、単純な総額比較だけでなく、その金額で受けられる体制まで含めて判断してください。成果報酬型は広告費・CV数によって総支払額が変動するため、この表のような固定額での比較はできません。CV単価と想定件数から自社で試算することをおすすめします。

広告費そのものの目安

LINE広告そのものの課金方式・単価の目安、月予算別にできることのシミュレーションは、専用記事「LINE広告の費用相場」にまとめています。テスト段階で月5〜10万円、継続的に獲得を狙うなら月20〜50万円程度が一つの目安ですが、業種・商材単価・競合状況によって変動しますので、詳しくはあわせてご確認ください。

依頼前に準備するもの

準備するもの内容
月予算感広告費と手数料を合わせていくらまで出せるか
LP・サイトURL広告の遷移先ページ。ない場合は制作を含めて依頼できるか確認する
LINE公式アカウント既にあれば運用権限を、なければ新規開設が必要か確認する
過去の実績データ(あれば)他媒体での配信実績、クリック率・CVRなどの参考データ
クリエイティブ素材ロゴ、商品・サービス写真、訴求ポイントが分かる資料
ターゲット顧客像年齢・地域・興味関心などのイメージ
他媒体のアカウント権限(横断依頼の場合)Google・Yahoo!等を併せて依頼する場合の既存アカウント

特にLINE公式アカウントの有無は、見積もり内容が大きく変わるポイントです。問い合わせ時点で分かる範囲でまとめておくと、提案・見積もりの精度が上がります。逆に、これらがまったく手元にない状態でも「準備段階から相談したい」と伝えれば、多くの代行会社は初回ヒアリングの中で一緒に整理してくれます。

失敗しない依頼先の選び方(チェックリスト)

チェック項目確認するポイント
広告アカウントの保有者自社で広告アカウントを保有できるか。代理店側の名義で運用されると、契約終了時に蓄積データを引き継げないことがある
手数料の計算方法「広告費の20%」だけでなく、最低手数料の下限の有無まで聞く
最低契約期間6ヶ月〜1年の縛りがある会社もある。成果が出ない場合の出口を確認しておく
クリエイティブ制作の範囲・本数LINE広告はクリエイティブの消耗が早いため、月に何本差し替えられるかが成果を左右する
LINE公式アカウントとの連携可否友だち追加後の配信まで見てもらえるかどうか
計測タグ設計・統合対応新しい計測タグの設置と、統合に伴うアカウント移行作業に対応できるか
レポートの中身数値の羅列ではなく、次に何をするかまで書かれているかをサンプルで確認する

すでに他社に依頼していて乗り換えを検討している場合は、契約終了の予告期間や制作物の権利についても事前確認が必要です。手順の詳細は「広告代理店を乗り換えたい」で解説しています。

失敗例と回避策

費用や業務範囲の確認を怠ったまま契約すると、配信が始まってから想定外のトラブルに気づくことになります。よくある失敗例と、契約前にできる回避策を整理しました。

失敗例回避策
代理店名義でアカウントを運用し、乗り換え時にデータを引き継げなかった契約前に自社名義でのアカウント開設を条件にする
計測タグの切り替えを後回しにし、統合期限直前にコンバージョンが計測できなくなった契約時に切り替えスケジュールを合意し、早めに対応してもらう
クリエイティブが差し替えられず、反応が落ちたまま放置された月あたりの差し替え本数を契約書に明記してもらう
広告経由で友だちが追加されたあと、配信が止まり成果につながらなかったLINE公式アカウントの運用まで範囲に含めるか事前に確認する
広告費が少額なのに手数料率型を選び、最低手数料で実質負担率が跳ね上がった月の広告費が20万円を下回る場合は定額型を優先的に検討する
統合後の審査基準の変更で、クリエイティブが繰り返し差し戻されたYahoo!基準に沿った制作経験がある会社を選ぶ

少額予算での依頼先選びに迷う場合は「中小企業向け広告代理店」も、料金体系全般の考え方は「広告代理店の料金相場」もあわせてご覧ください。

自社運用と運用代行、どちらを選ぶか

自社運用運用代行に依頼
費用広告費のみ広告費+手数料
立ち上げ審査や初期設定でつまずきやすい初期設計から任せられる
改善スピード担当者の習熟度に依存他社事例をふまえた判断が入る
社内ノウハウ蓄積される報告内容次第
工数数値確認と改修が継続的に発生方針決定と素材確認が中心

自社運用を選ぶ場合の注意点は、中小企業がWEB広告を内製化する前に知るべき注意点もあわせてご確認ください。媒体を問わず定額制の代行会社で比較したい場合は「定額制の広告代理店」も参考になります。

依頼から配信開始までの流れ

  1. 問い合わせ・ヒアリング:商材、狙いたい客層、予算感、これまでの実績を共有します。
  2. 提案・見積もり:手数料の内訳と業務範囲を書面で確認します。
  3. 契約・アカウント準備:LINE公式アカウントと広告アカウントを用意します。既にある場合は権限を付与します。
  4. 計測タグの設置:新しい計測タグをサイトに設置し、コンバージョンが計測できる状態にします。
  5. クリエイティブ制作・審査:バナーや動画を用意し、Yahoo!基準に統一された媒体審査を通します。
  6. 配信開始・改善:数値を見ながらターゲティングとクリエイティブを調整していきます。

問い合わせから配信開始までは、素材の準備状況にもよりますが2〜4週間程度をみておくと進めやすくなります。

よくある質問

Q. LINE公式アカウントがなくてもLINE広告は出せますか?

A. 配信にはLINE公式アカウントが必要です。まだない場合は、開設から代行会社に相談できます。

Q. 友だち追加以外の成果地点も設定できますか?

A. サイトでの購入や問い合わせ、アプリインストールなども成果地点に設定できます。統合後の計測タグの設置が前提です。

Q. 他の媒体とまとめて依頼できますか?

A. 多くの運用代行会社はGoogle・Meta・LINEなどを横断して対応しています。媒体をまたいで予算配分を最適化したい場合は、まとめて依頼したほうが判断が早くなります。他媒体の依頼先探しは「Google広告の運用代行」もあわせてご覧ください。

Q. 効果が出るまでどのくらいかかりますか?

A. 商材と予算によりますが、配信が安定して数値の傾向が読めるようになるまで1〜3ヶ月程度をみておくと判断しやすくなります。最初の1ヶ月はターゲティングとクリエイティブの組み合わせを検証する期間、2ヶ月目以降で反応の良い組み合わせに予算を寄せていく、という進め方が現実的です。

Q. 今の代行会社のままで統合後も問題ありませんか?

A. 旧LINE広告アカウントは2026年10月下旬頃に配信停止(読み取り専用化)となる予定です。今の代行会社が新アカウントへの移行・新しい計測タグへの切り替えに対応できるか、早めに確認してください。詳しい統合内容は「LINE広告とは?「LINEヤフー広告」統合で変わる点」で解説しています。

Q. 手数料の最低額はどのくらいが目安ですか?

A. 手数料率型では「広告費の20%、ただし最低5万円」のような最低手数料が設定されていることがあります。広告費が少額なうちは、この下限の有無で総額が大きく変わる点に注意してください。

Q. 成果報酬型は少額予算でも頼めますか?

A. 会社によりますが、成果報酬型は広告費とは別に成果1件ごとの報酬が発生するため、CV数が増えるほど総支払額も増えます。少額から始めて総額を把握したい場合は、まず定額型で試算するほうが判断しやすいことが多いです。

Q. 代行と自社運用を途中で切り替えることはできますか?

A. 広告アカウントを自社名義で保有していれば、権限の切り替えだけで比較的スムーズに移行できます。代理店名義の場合はデータを引き継げないことがあるため、依頼前にアカウントの保有者を確認しておくことをおすすめします。自社運用に切り替える際の注意点は「中小企業がWEB広告を内製化する前に知るべき注意点」もご覧ください。

まとめ

LINE広告の運用代行を選ぶポイントは、手数料体系を年間総額まで検算して比較すること、業務範囲と統合対応の可否を契約前に確認すること、そして広告アカウントを自社名義で保有することの3点に集約されます。要点を以下にまとめます。

  • LINE広告の運用代行費用は「手数料率型」「定額型」「成果報酬型」の3タイプ
  • 広告費が月20万円を下回る規模では、最低手数料の下限に注意する
  • 広告アカウントは自社保有にして、蓄積データを守る
  • 友だち追加後の配信設計まで含めて考えないと、成果につながりにくい
  • 統合後は「新アカウントへの移行」「新しい計測タグ」「Yahoo!基準の審査」への対応可否を代行会社に確認する

本記事は2026年9月時点の情報に基づいています。


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コスパ広告くんは、ボボコンサルティング株式会社(大阪市西区)が運営する、月額40,000円(税別)固定でLINE広告を含む各媒体の運用を支援する広告運用代行サービスです。手数料が広告費に連動しないため、少額の予算から始めたい方でも、最低手数料の下限に費用対効果を圧迫されることがありません。詳しいサービス内容・料金は「LINE広告運用代行|定額4万円」でご案内しています。

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  • 初期費用55,000円(税別・一回のみ)・LP1ページ制作0円
  • 契約は1ヶ月毎。長期の縛りはありません
  • 媒体選定・アカウント作成・LP制作・クリエイティブ制作・運用代行・月次ミーティングを含む
  • 対応媒体:Google/Yahoo!/YouTube/LINE(LINEヤフー広告)/Facebook/Instagram/TikTok/X

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執筆者プロフィール

運用チームコスパ広告

ボボコンサルティング株式会社にて、広告の運用や営業を担当しています。 商品やサービスによって最適な戦略は異なるため、クライアント様の商品やサービスをしっかり理解することを大切にしております。 このブログでは、弊社の「コスパ広告くん」を知っていただくきっかけとして、WEBマーケティングに関連する記事を更新しております。