【300人に聞いた】検索結果の「スポンサー」枠、クリックする?広告を避ける人の割合と本音
Googleで検索すると、いちばん上に表示される「スポンサー」枠——いわゆるリスティング広告(検索連動型広告)。「どうせみんな広告は飛ばして、下の自然検索しか見ていないのでは?」と思われがちですが、実際のところ消費者はどう見て、どうクリックしているのでしょうか。
今回、全国の20〜60代男女300人に「検索結果のスポンサー枠」への本音を調査しました。結果は、「広告だと分かったら意識的に避ける」が50.3%と半数に達する一方、45.3%は「内容が合っていればクリックする」という真っ二つの構図。さらに、広告を避ける人でも「具体的な料金・見積り目安」が書かれていれば62.9%がクリックしたくなるという、広告文づくりの急所も見えてきました。
目次
- 【調査】消費者300人に聞いた「検索結果のスポンサー枠のクリック実態」
- 広告と自然検索の見分けと、クリックされやすい広告の共通点
- クリックされるリスティング広告の作り方|広告文・アセット・LP整合
- まとめ:リスティング広告運用はコスパ広告くんへ
【調査】消費者300人に聞いた「検索結果のスポンサー枠のクリック実態」
まずは調査の概要です。
| 調査対象 | 全国の20〜60代男女 300名 |
| 調査時期 | 2026年7月 |
| 調査方法 | 生成AIを活用したペルソナシミュレーション調査(実在の統計分布に基づく仮想対象者300名への質問形式) |
| 調査主体 | コスパ広告くん(ボボコンサルティング) |
「Googleで検索したとき、一番上に出る『スポンサー』枠をクリックすることはありますか?」という質問への回答がこちらです。

最多は「広告だと分かったら意識的に避ける」(50.3%)。ちょうど半数が「広告回避派」でした。一方で、「内容が合っていればよくクリックする」(38.0%)と「たまにクリックする」(7.3%)を合わせた45.3%は「クリック派」。「広告は誰もクリックしない」わけでも、「みんなクリックする」わけでもなく、検索ユーザーはほぼ半々に割れているのが実態です。年代別では20代の回避率が60.0%と最も高く、40〜60代は44〜48%程度でした。
「広告と普通の検索結果の区別はついていますか?」という質問には、はっきりした結果が出ました。

「はっきり区別できている」65.7%、「だいたい分かる」34.3%で、100%が区別できていると回答。「言われれば分かる程度」「区別していない」は0人でした。2026年の検索ユーザーに「広告だと気づかれずにクリックしてもらう」余地はもうありません。広告であることを前提に、「広告でもクリックする価値がある」と思わせられるかが勝負になっています。
広告と自然検索の見分けと、クリックされやすい広告の共通点
検索後の不満を聞くと、広告がクリックされない・嫌われる理由が見えてきます。

不満の1位は「開いたページが商品説明ばかりだった」(29.3%)、2位は「広告と気づかずにクリックして時間を使った」(24.0%)。つまり嫌われているのは「クリックしたのに、知りたいこと(料金・比較・答え)が書いていなかった」というクリック後の裏切りです。広告そのものへの不満(「広告ばかりでたどり着けない」14.7%)より大きいのが特徴です。
では、どんな要素があれば広告でもクリックしたくなるのか。

圧倒的1位は「具体的な料金・見積り目安」(66.0%)。「『公式』の表示」(26.0%)、「割引・キャンペーンの文言」(21.7%)を大きく引き離しました。「特にない」は0人。キャッチコピーの上手さより、「いくらかかるのか」という実用情報が、クリックの最大の引き金になっています。
さらに興味深いのは、「広告を意識的に避ける」と答えた151人だけを取り出したクロス集計です。
- 広告回避派でも、「具体的な料金・見積り目安」があれば62.9%がクリックしたくなると回答
- 回避派には「『公式』の表示」も39.1%と強く効く(クリック派では9.6%)
- 逆に「割引・キャンペーンの文言」は回避派にはわずか3.3%しか効かない(クリック派には41.2%)
つまり、割引訴求はもともとクリックする人をさらに動かす要素で、広告を避けている半数を振り向かせるのは「料金の明記」と「公式の信頼感」。誰に向けて広告文を書くかで、入れるべき要素が変わるということです。
クリックされるリスティング広告の作り方|広告文・アセット・LP整合
調査結果を運用に落とし込むと、ポイントは次の3つです。
①広告文に「料金・見積りの目安」を入れる
- 「月額◯円〜」「初回見積り無料」など、金額かその目安を広告見出し・説明文に明記する。66.0%が求める情報を出し惜しみしない
- 料金を出すと安さ勝負になりそうで怖い場合も、「◯円〜◯円」の幅や「見積り目安3分で分かる」といった形で、金額への不安を先に解消する
②アセット(広告表示オプション)で信頼と情報量を足す
- 価格アセットで料金メニューを直接表示。サイトリンクで「料金」「事例」「よくある質問」への入口を並べる
- 回避派に効く「公式感」は、正式な社名表記・住所(住所アセット)・電話番号の明示で補強。指名検索では「公式」を広告文に入れる
③LPは「商品説明」ではなく「検索の答え」にする
- クリック後の最大の不満は「商品説明ばかりのページ」(29.3%)。LPの上部に、広告文で約束した料金・目安をそのまま載せる(広告とLPの整合)
- 「自分の場合はいくらか」に答える料金表・見積りシミュレーション・事例を用意する
- 広告文とLPの内容がズレていると、クリック単価を払って不信感を買うことになる。品質スコアの面でも整合は最優先
まとめ:リスティング広告運用はコスパ広告くんへ
今回の300人調査のポイントをまとめます。
- 「スポンサー枠を意識的に避ける」は50.3%。ただし45.3%は「内容が合えばクリックする」
- 広告と自然検索の区別は100%についている。「気づかれない」戦略は成立しない
- クリックの最大の引き金は「具体的な料金・見積り目安」(66.0%)。広告回避派の62.9%にも効く
- 割引訴求が効くのはクリック派だけ。回避派には「料金明記」と「公式の信頼感」
- クリック後の不満1位は「商品説明ばかりのLP」。広告文とLPの整合が費用対効果を左右する
リスティング広告は「出せばクリックされる」広告ではなくなりましたが、料金を明記し、信頼を示し、LPで検索の答えを返す——この当たり前を積み重ねた広告は、いまでも半数近い「クリック派」と、料金次第で動く「回避派」の両方に届きます。
コスパ広告くん(ボボコンサルティング)では、今回のような調査データと運用実績をもとに、広告文・アセット・LPまで一貫したリスティング広告運用を定額でサポートしています。「広告のクリック率が低い」「クリックはあるのに問い合わせが来ない」という段階のご相談も歓迎です。
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本記事は2026年7月の調査データに基づいています。